2012年12月3日月曜日

PathfinderRPG DAC2012私的2日目『血塗られた夜明け-Dawn of the Scarlet Sun-』後編

前回までのお話

前編
中編

マグニマールについて、路地裏を歩いていたら難癖をつけられた。雑魚だと思っていたら人狩りとかウォーグとかトロールとか普通の人には到底倒せない奴らだった。そして蹴散らしたら蹴散らしたで、被害者のはずの自分たちが市警に捕まえるという良く分からない事態に!

署にて身分を証明

署に連行された一行は「自分たちパスファイダーっす!」と身分を明かすがカサディさんには聞いて貰えない。

カサディさん
納得いかない><。

しかし、所持していた親書やその受取人であるマグニマールのロッジ管理者シェイラ=ヘイドマーチの証言より知れると態度は急変し、ヴァリシアの危機を3度か4度に渡り救った(Adventure Pathのことらしい)謎多き伝説のパスファインダー達はこの地では高潔な英雄志願者の集団として思われており、カサディさんからは尊敬の眼差しを向けられ、都合の悪い事(街中でファイアー・ボールとか刃傷沙汰とか)は見なかった事にすることにされたが、「皆さんは謎多き伝説のパスファインダーなのですから行動には注意してくださいね」と苦言を呈される。

納得いかない><。

一方、シェイラさんからはここでは人の噂は十人の意志(パスファインダー協会のトップ10のこと?)より恐ろしく、組織の運営は冒険者の頃には思いもしなかったような様々な苦労が伴うと愚痴を聞かされる。

シェイラ=ヘイドマーチ

殺人事件への協力

そして、現在マグニマールではサーレンレイの信徒を狙った連続殺人事件が起こっており、その対処を手伝ってくれないかと依頼される。悪い奴を倒すのが仕事です!の自分も含め、皆依頼を快諾する。遺体は何れも心臓を抜き取られ、血の量から殺害されたのはどこか別の場所で、死亡後に放棄されたのではないか?と考えられた。また、〈知識:宗教〉判定の結果(もちろん、瑠璃は判定していない)、これがシャックスというデーモンの信者による儀式で、それは敵対する信徒を生け贄に7人捧げるとデーモンのいる次元界とこの世界を繋ぐゲートが出来るというものだったのだ!!

また、サーレンレイの信徒は朝に道端で五体投地する習慣があり、この無防備な時を狙われているのではないかと考えられた。神殿で礼拝しないのか?と確認すると、この地にはサーレンレイの神殿は今はないという答えを得る。なんでもかなり昔に橋の下に神殿を建立した神官がいたが、すぐに強盗に入られ、そのまま帰らぬ人となったとのこと。

殺人事件の最も最近の被害者に(ネイルはカリストリアの信徒で、サーレンレイの信徒とは属性が異なる為)スピーク・ウィズ・デッドをかけてもらった結果、殺害が今日行われたものであり、大きな翼を持った悪魔に声をあげることが出来ない状態で連れ去れたことが分かった。そして、被害者の数は既に6人…。明日になったらゲートが開く可能性がある。つまり、今現在、リーチ状態。

とりあえず、サーレンレイの信徒による礼拝を3日間だけどこかの集会場で集まって行う様に瑠璃が〈交渉〉し、その間に変装して、敵を誘き出すのが良いかと作戦を立てるが、失敗に終わると即乙なので、別の手段がないか情報を収集することに。

泥酔した老ドワーフの語り

酒場で情報収集をしていると、酒場のマスターから「それ以上飲むのは身体に悪いぞ?」と心配されている泥酔した老ドワーフが眼に入った。なんでも以前、サーレンレイの神殿を建築した人らしい。これも何かの縁とお酒を奢って、老ドワーフの話を聞くことに。話を聞いてみると、最近深紅の空飛ぶ悪魔がサーレンレイの信徒を連れ去る光景を見たとのこと! それも飛去った方向はサーレンレイの神殿がかつてあった方向だというではないか! しかし、老ドワーフにそれ以上話を聞こうとすると、何か探られたくない話に関係するのか、そそくさと立ち去ってしまう始末。とりあえず、マナーとしてヒメヤシャに尾行をしてもらい、その場で待つ一行。

ヒメヤシャが尾行した結果、老ドワーフはその辺の路地裏のゴミ箱に頭から身体を突っ込んでぐぅぐぅと寝てしまった。しかし、近寄ってみるとその腰には金製の鍵束が…。しかし、そこには鍵はぶら下がっていなかった。とりあえず、ヒメヤシャはこっそりそれを拝借し、一行の元に帰還。一行の調査の結果、これがかなりの高額の品であり、それにも関わらず老ドワーフは手をつけていないこと、そして、どこかの建物の鍵がかかっていたものではないかということと、サーレンレイの刻印がされていることが分かった。老ドワーフが今回の事件に深く関係があると考えた瑠璃とヒメヤシャは老ドワーフの元に向かい、事情を説明して、老ドワーフに更なる話を聞く。

すると、老ドワーフは静かに次のことを語った。かつてサーレンレイの神殿を建築したが、鍵を盗まれ、神殿に住むサーレンレイの司祭と従僕たちが帰らぬ人となってしまったこと、それを思い出すのが嫌で鍵を捨てたこと、そして、サーレンレイの神殿のかつて存在した場所を。全てを語ってくれた老ドワーフには少ないながら金貨を渡し、犯人が狙ってくる可能性がある為、パスファインダー協会のロッジにしばらく身を隠す様に伝えた。

この話を聞き、敵のアジトを襲撃することを決心した一行。サイベージは事態の規模からパスファインダー協会のロッジに走り、老ドワーフの話の裏(サーレンレイの神殿のかつての場所)と敵の強大さを説明し、サイレント・メタマジック・ロッドのレンタルと自分たちが失敗した時の後詰めを依頼し、承諾を取り付ける。

というわけで、次回強襲! サーレンレイ神殿!!に続く。

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