2011年10月30日日曜日

PathfinderRPG 初心者(未経験者)向けセッションしてきました。

初心者プレイヤーガイドだけだと遊ぶ機会を提供しているわけではないので、初心者(未経験者)向けのシナリオを作成して、セッションを立卓してきました。

メンバーとPC

レイン ヒューマン/♀/ファイター3/混沌にして善/ナナ氏
遠近両用型戦士。近接射撃と速射の使い手。経験者。

ラムダ ヒューマン/♂/ファイター3/真なる中立/rain氏
両手剣の威力特化型戦士。突撃からの強打でダメージディーラー。未経験者。

マリアン ヒューマン/♀/ファイター3/中立にして善/のんちゃん氏
長柄武器の妨害型戦士。迎え打ちと足払いによる敵の移動を妨害する長柄武器の使い手。経験者。

ボッシュ ドワーフ/♂/ファイター3/秩序にして善/ぽち氏
斧盾のドワーフ型戦士。高いACを維持しつつ、威力もある攻撃によって、敵の足止めもこなす。未経験者。

ザボス ヒューマン/♂/ファイター3/混沌にして中立/wiz氏
二刀流型戦士。二刀流による唯一の複数回攻撃の使い手。未経験者。

2011年10月25日火曜日

初期レベルは危険で危ない?

前回はPathfinderRPGの初期レベルが致死率が高いことを説明した。

では殆どのシステムでPathfinderRPG同様に初期レベルが致死率の高いものなのかどうか今回説明しよう。

アリアンロッド(無印、1st)の場合

手元にはアリアンロッド2ndがないので、アリアンロッド(無印、1st)をひとつ目の例にする。

クイックスタートのうち、一般的な戦士の例としてよく使われるのは未来の大英雄(hp34)なのでこのキャラクターを元に比較してみる。

ルールブック掲載の敵ボスの攻撃は5d6の魔法ダメージであり、1/36でクリティカルし、その際、7d6までダメージは上昇する。クリティカルしなければ、期待値17.5であり、ここから魔法防御分ダメージが減少するので、差し引き14.5点で2回食らってもまだ倒れない。事故(=クリット)って21.5点でこれまた一撃死(戦闘不能)にはならず、戦闘不能になるのは事故(=クリット)った後、7d6で37点=1d6の平均値が5.3を出す必要がある。

つまり、あまり死に易く(*1)は作られていないということである。

ソード・ワールド2.0の場合

クイックスタートのうち、一般的な戦士の例としてよく使われるのは人間の戦士(hp24)なのでこのキャラクターを元に比較してみる。

ルールブック掲載の敵ボスの攻撃は2d6+4。直前の中ボスが2d6+5であり、期待値はそれぞれ11と12点となる。ここから防護点分ダメージが減少するので、差し引き7と8点で4回食らってもまだ倒れない。事故(=最大ダメージ *2)でも10と11点でこれまた一撃死(気絶)にはならない。

つまり、こちらも同様にあまり死に易くは作られていないということである。

アルシャードガイアの場合

クイックスタートのうち、一般的な戦士の例は普通魔剣使いな気がするが…よくPC1に指定されるのは英雄候補生(hp21)なのでこのキャラクターを元に比較してみる。

ルールブック掲載の敵ボスの攻撃は4d6+10の〈斬〉ダメージか、9d6の〈闇〉ダメージであり、期待値はそれぞれ24点の〈斬〉と31.5点の〈闇〉となる。ここから〈斬〉の防御修正分ダメージが減少するので、差し引き21点と31.5点でどちらを食らっても一撃死になる。

が、アルシャードガイア(以下ALG)はまずブレイクというhpが0以下になっても、1シーン中に1回は死亡しないですむことが出来る状態がある。さらにこのブレイク状態で上記の攻撃を食らっても、加護と呼ばれるもので死亡を帳消しにしたり、ダメージを0にしたりと色々と出来る様になっている。ちなみに英雄候補生は自分ひとりだけで、ブレイク、加護《ヘイムダル》、加護《ガイア》で最大3回攻撃を無効化することが出来るので、出るダメージの割りに一撃死し難い。

つまり、こちらも同様にあまり死に易く(*3)は作られていないということである。

まとめ

PathfinderRPGと一部とはいえ、国産の他システムを比較してみた。これだけ見ると、PathfinderRPGがただの死に易いシステムにしか見えないかもしれないが、どういった方向性のゲーム(バランス)なのかについては次回説明する。

*1 アリアンロッドでは[戦闘不能]状態は戦闘終了後かそれを解除するスキルを使う必要があり、初期レベルで解除するスキルを持っていることは稀なので、死亡と同義とする。
*2 ソード・ワールド2.0では敵の攻撃はクリティカル・ヒットしない為。
*3 死ぬ=自分のキャラクターが出来る行動が何もない状態も含めることとする。

2011年10月24日月曜日

PathfinderRPG 初期レベルは危険で危ないDeath

PathfinderRPGを初体験する人から『どうして1レベルキャラクターはおススメじゃないんですか?』と質問されたので、ここについでに書いておこうかなぁと思った、まる

初期キャラクターのhpの量は結構少ない

大体ファイターで12位、ローグ、クレリックで10位、ウィザードで8位である。昔(D&D3eとか、それ以前のCD&D)に比べればhpは多くなっているが、それでもこの程度である。ちょっと未来(4th)に行くとウィザードでも二桁hp当たり前の時代になっていたりするが、ここでは割愛する。

敵の攻撃は結構強い

初期レベルの敵として出てくる敵といえば、オーク、ゴブリン、コボルド、ノール、ホブゴブリンであろう。オーガもあり得るが数が出せないはずなので割愛する。

まずオークの武器はファルシオンでこの敵からのダメージは2d4+4。期待値だと9点でファイター、ローグ、クレリックなら一撃で倒れない様に思えるが、ファルシオンはクリティカルヒットし易い武器(18~20)なので、事故(=クリット)ると結構の割合で戦闘不能になる。

続いてゴブリンの武器はショートソードとちょっと弱くなる。ダメージは1d4で期待値2.5なので、後衛のメンバーでもなんとか受けられるだろう。クリットしても最大8なので、ウィザード以外は立っていることが出来る。

コボルドもゴブリンと同じくダメージはちょっと弱く、1d6-1で期待値は2.5。しかし、クリットすると(1d6-1)x3でゴブリンよりダメージが跳ね上がるので要注意。最大15とファイターでも倒れる攻撃になる。

次に脅威度が少し上がってノールはコボルド同様の武器で1d8+3で期待値7.5と結構高い。事故(クリット)ると、最大33点と即死コースである。

最後のホブゴブリンは1d8+2で期待値6.5とこちらも結構高い。事故(クリット)ると、最大20点とファイターでも倒れるダメージである。

まとめ

初期キャラクターのhpの量に比して、初期キャラクター相手に複数出てくる敵のダメージが結構高いので、初期キャラクターは死に易い=危険で危ないDeath! というわけである。

次回は他システムと比べてどうなのか?という観点で説明する。

2011年10月23日日曜日

PathfinderRPG 『Beginner Box』

今回はPathfinderRPGの『Beginner Box』の紹介です。

なんと1個2,800円!(送料無料)という破格の値段ですよ!

さて、気になる中身はですね。
PDFと公式HPによると、

  • ヒーローズハンドブック
    64p。キャラクターメイキングに必要な装備や呪文といったプレイに必要なルールが書いてあります。翻訳ソフトを通さなくてもなんとなく意味が分かるという説明の巧さも感じます。ちなみにカラープリント
  • ゲームマスターズガイド
    96p。モンスターのデータやゲームの進め方にシナリオ作成のことが書いてあります。しかもシナリオも掲載されていてすぐに遊ぶことが出来ますね。
  • ダイス7個
    d4、d6、d8、d10x2、d12、d20の7個ダイスが入っています。
  • 厚紙のポーン80枚と土台
    厚紙を土台に差し込めば摩訶不思議、駒になっちゃったーって感じの駒ですね。
  • プレロールドキャラクターシート4枚
    ファイター、ローグ、ウィザード、クレリックについてはクイックスタート出来る様にキャラクターシートに記入済で同梱されています。それも説明がついていて親切設計でした。
  • キャラクターシート4枚
    色尽きのキャラクターシート(not 白黒)が4枚入っているのでもちろん自作キャラクターを準備することもすぐに出来ます。
  • フリップマット
    ゲームマスターズガイドに掲載のシナリオに使えるフリップマットがついています。逆面は無地のBasicになっているので、掲載シナリオ以外でも利用出来ますね。

フリップマットだけでもAmazonで1,000円ということを考えるとこのBoxのコストパフォーマンスがトンでもないことが良く分かると思います。興味のある方は円高の間に購入されてはいかがでしょうか。

SW2.0 『セフィリア崩壊 -この世は全て金次第-』

ナイトメアだけで構成されているパーティーで遊んできました。

第1回
第2回
第3回

前回までのお話

第1話
穢れを嫌う蒼き清浄なる世界を構築することを妄信するライフォス信者の依頼で蛮族退治に向かった一行。蛮族を無事討伐後、帰還し、蛮族討伐の結果を報告すると、依頼主から蛮族と同一視され、追われる羽目に。下水道にすむナイトメアたちに匿われてこっそりと街を逃げ延びようとしたが、既に包囲網は出来上がっており、なんとか包囲網の薄いところを突き、突破したのであった。

第2話
突破したのも束の間、一行は聖戦士に捕縛され、セフィリア神聖王国に連行されてしまう。裕福で平和に見えたセフィリア神聖王国。しかし、その実態は穢れを持たない一部の貴族、神官が威張り、穢れを持つ者が虐げられる国家であった。一行は迫害され、無実の罪で奴隷とされ、奴隷観察所と呼ばれる場所へと放り込まれるのであった。奴隷観察所には弱いとはいえ、蛮族や危険な生物が闊歩しており、それらを倒しつつ、ここからの出口を探す一行。方々探し回り、出口はないのか…と諦めかけていると、レジスタンス組織“セフィリア解放同盟”に誘いをかけられ、その趣旨を理解した上で組織へと参加し、セフィリアを転覆させる為に活動を開始するのであった。

第3話
奴隷が処刑されるということで、向かったら、奴隷は角が折れたドレイクさんでした。それも処刑しようとしているのはセフィリア神聖王国の聖戦士でこの国の腐敗っぷりを表現する事例でした。

2011年10月19日水曜日

PathfinderRPG コア種族以外を普通に使いたい。

PathfinderRPGの追加サプリメント「Advanced Race Guide」を以前紹介しました。

Pathfinder Roleplaying Game: Advanced Race Guide Playtest (OGL) PDF

この中で、PCとして選択出来る人間やエルフといった基本種族のRPとアアシーマールやドラウ、ティーフリングといった一般的にGMの許可を求めてよく使われる種族のRPが異なるという話をしたと思います。

で、RP(≒種族として強いの)が問題なら、RPを同じにして普通に使えないものか?と考えたのが今回の発端です。

で見てみるとこれが結構難しい…。基本的に際立った部分を殺すわけにもいかないので、ドラウやアアシマール、ティーフリングの呪文抵抗や擬似呪文能力、耐性を削除できず、結局これはコア種族を強くするのが一番良くない?という気がしています。ドラウのPoison useを削除して、RPは13に統一するのが良いのでしょう、うん、多分、きっと。

2011年10月18日火曜日

SW2.0 (自分の)フェンサーはこの先生き残ることが出来るのだろうか?

ナイトメアだけで構成されているあのパーティーで自分のキャラはこの先生き残ることが出来るのだろうか?

メンバー

ノネット ナイトメア/♀/ファイター2・ソーサラー2・セージ1
重戦士&《魔力撃》で高ダメージヒッター。

カレン ナイトメア/♀/グラップラー2・プリースト2・レンジャー1
装甲は薄いが、《魔力撃》&《追加攻撃》でこちらも強い。

シャル ナイトメア/♂/フェンサー3・スカウト2・マギテック1
先制を取るだけの簡単なお仕事。というわけではないけど、うーん、パーティの薄い壁? 打撃力ではファイターのノネットさんに、攻撃回数では《追加攻撃》のカレンさんに劣る、そんな子。

アーニャ ナイトメア/♀/ソーサラー2・コンジャラー2・セージ1
後衛の雄。

今後

『僕(マギテック)と契約して、魔力撃フェンサーになってよ!』

一応、魔法技能を補う為に取ったマギテックを有効活用出来る? なんか馬鹿のひとつ覚えみたいで微妙。

『当たらなければどうということはない!』

基本路線。その為に最初に《挑発攻撃》取ったんですよ!《防具習熟I/盾》は《防具習熟I/非金属鎧》よりも効率が良い為に取ったんですよ!

とりあえず、今しばらくは様子だろうか…。

2011年10月17日月曜日

SW2.0 『セフィリア崩壊 -正義と悪-』

ナイトメアだけで構成されているパーティーで遊んできました。

第1回
第2回

前回までのお話

第1話
穢れを嫌う蒼き清浄なる世界を構築することを妄信するライフォス信者の依頼で蛮族退治に向かった一行。蛮族を無事討伐後、帰還し、蛮族討伐の結果を報告すると、依頼主から蛮族と同一視され、追われる羽目に。下水道にすむナイトメアたちに匿われてこっそりと街を逃げ延びようとしたが、既に包囲網は出来上がっており、なんとか包囲網の薄いところを突き、突破したのであった。
第2話
突破したのも束の間、一行は聖戦士に捕縛され、セフィリア神聖王国に連行されてしまう。裕福で平和に見えたセフィリア神聖王国。しかし、その実態は穢れを持たない一部の貴族、神官が威張り、穢れを持つ者が虐げられる国家であった。一行は迫害され、無実の罪で奴隷とされ、奴隷観察所と呼ばれる場所へと放り込まれるのであった。奴隷観察所には弱いとはいえ、蛮族や危険な生物が闊歩しており、それらを倒しつつ、ここからの出口を探す一行。方々探し回り、出口はないのか…と諦めかけていると、レジスタンス組織“セフィリア解放同盟”に誘いをかけられ、その趣旨を理解した上で組織へと参加し、セフィリアを転覆させる為に活動を開始するのであった。


メンバー

ノネット ナイトメア/♀/ファイター2・ソーサラー2・セージ1
騎士道を重んじつつも魔法も嗜む魔法戦士。気さくな性格。

カレン ナイトメア/♀/グラップラー2・プリースト2・レンジャー1
貴族の家系に生まれるものの、その生まれ故に迫害され、表と裏の顔を使い分ける腹黒さ満点の格闘家。ファンブル率が高いので、ドジっ子属性があると思われている。

シャル ナイトメア/♂/フェンサー3・スカウト2・マギテック1
生まれながら筋力に劣っていた為、剣速で勝負するスタイルを追求している軽戦士。生まれをあまり語らず、性格は飄々としている。

アーニャ ナイトメア/♀/ソーサラー2・コンジャラー2・セージ1
迫害されることなく、魔術師ギルドで真語、操霊の魔の道を研究していたが、それも両親が暗殺されるまでのことであった。両親が親戚(証拠は隠滅されている)によって、暗殺されて以降は他のナイトメア以上に迫害され、奴隷観察所送りにまでされてしまう。レジスタンス組織“セフィリア解放同盟”に新たに所属した三人の案内役兼お目付け役として派遣されている。

今回のお話

レジスタンス組織“セフィリア解放同盟”に参加して早々、情報を同盟長から説明される一行。レジスタンス組織“セフィリア解放同盟”といっても自分たちの様に戦闘能力のあるものはごく一部で、セフィリア神聖王国側の正規軍とまともにぶつかっても今の状態では負けることは明らかであった。そこで、奴隷観察所やそれ以外に囚われている同志となる可能性のあるものたちを救出して欲しいという任務を受ける。ここの事情に疎いということで、案内人のアーニャを加え、一行は別地区の奴隷観察所に向かったのであった。

別地区の奴隷観察所に着くとそこでは聖戦士を名乗る男が奴隷(人族)を狩っている最中だった。聖戦士『穢れがこの世界にあるから云々』と穢れ=悪、つまり穢れ持ち=悪という理論だが、狩っている人族はセフィリア神聖王国のやり方に異を唱えた政治犯ばかり。ふざけるなっ!と戦いを挑もうとすると、取り巻きのゴーレムが邪魔をする。ゴーレム相手に自分だけが苦戦(操甲を抜けない)するものの、アーニャやノネット、カレンの活躍でなんとか撃退する。ゴーレムと戦っている間に敵聖戦士は姿を消していた。

政治犯の方々を確保し、一旦拠点まで撤退。政治犯から得た情報によるとナイトメアが明日処刑されるということで、拠点に政治犯たちを匿い、再び別地区の奴隷観察所に向かった。

別地区の奴隷観察所に着くと、そこでは昨日の聖戦士がナイトメア?を処刑しようとしている最中だった。

『あれぇ~マスター、その人の角、ナイトメアにしてはでかくねぇ~?』
『あぁ~角の折れたドレイクさんですからねぇ~』

角の折れたエンジェルドレイクと聞いて、ガクブルするものの、もうここまできてしまったからには覚悟完了! ということで、吶喊開始!!

操甲の厚い聖戦士はノネットやカレンに任せて、取り巻き連中を倒すことに専念。聖戦士の重装甲からの《マルチアクション》で回復と攻撃という行動もノネット、カレン、アーニャの集中攻撃の前にはやはり鉄壁とまではいかず、討伐成功。最後にうだうだいってきたものの、きっちり止めを刺し、復活したら穢れが溜まる状態にして、傷ついたドレイクを連れ、拠点に引き返したのであった。

2011年10月15日土曜日

卓M@S?

昨日PathfinderRPG 邦訳だけでは不十分? という記事を書いたんですが、ニコニコ動画にある卓M@Sが切欠で『赤い手は滅びのしるし』というD&D3.5eの傑作シナリオがかなり販売されたって話を聞いたんですよ。つまり、PathfinderRPG も邦訳だけではなく、卓M@Sがあれば遊ぶ敷居も低くなるのかなぁと考えて、ちょっと検索したところ、以下の動画がヒットしました。

【卓M@S】GM涼ちんはこの先生きのこることができるのか?【PathfinderRPG】


TRPG SNS で知り合いの2xxPさんがアップしている動画で、シリーズ物ですので、興味のある方は一度ご覧ください。

SW2.0 フルアドリブセッションに暗雲?

テキトーGMさんが夜勤になる為、セッションに参加出来ないということになりました。
今後も現在の参加者で前回と同じ様にプレイヤーがマスターをしていくことになるのか、それとも中止となるのか、中止とするのはもったいないなぁと思っていたりします。

第1回
第3回
第4回

2011年10月14日金曜日

PathfinderRPG 邦訳だけでは不十分?

PathfinderRPGは有志によって、以下のサイトで邦訳されています。

prdj @ ウィキ – トップページ
基本ルールの全てが既に翻訳されており、サプリメントも続々と邦訳されています。翻訳対象は著作権的に問題あるもの(有料で販売されているもの)に関しては翻訳されておらず、以下のサイトで無料で公開されているものを邦訳している様です。

Pathfinder Roleplaying Game Reference Document

よく初心者の方と遊ぶと、書籍と異なり、分かり易くないという話を聞きます。そこで、Pathfinder RPG Player’s Guide を作っていたんですが、こんな発言が…。

http://twitter.com/#!/takiteru_n/status/124691327223992320
3.5は良くてPathfinderがはぶられているなんて! #pfjp RT @takiteru_n: 【不定期TL】気楽にプライベートセッションでD&Dしたいよー。仲間募集。場所は大阪。月に2回ぐらい。DMはキャンペーン以外だと順繰りとか。版は3.5と4th #dndj
@dvamps ああ、有志が翻訳しているところは見ているけど、英語オンリーに近い状態だと、敷居が高くなるのと、私自身がPathfinderの原書を持っていないんですよー(´;ω;`)。英語オンリー環境は、AD&D時代で懲り懲りであります。
邦訳もあるし、Pathfinder RPG Player’s Guide もあるし、後、どういった部分があるといいんでしょうね。

2011年10月11日火曜日

Here come a new Dragon! Dragon Builder(Bronze)

PathfinderRPG のツール、Dragon Builder(ドラゴンビルダー)のデータ追加のご報告です。

2011年10月10日月曜日

SW2.0 『アルケミスト・ワークス』

SW2.0の追加サプリメント『アルケミスト・ワークス』を購入してきました。

感想

ポイントバイのキャラクター作成方法目当てで購入したのですが、追加クラスのアルケミストといい、各クラスの説明といい、追加アイテム、追加モンスターとかなりの必須級のサプリメントだったんですね。魔法や戦闘特技の一覧もあるので、マスターだけではなく、プレイヤーの方もかなり買いの一品でした。

2011年10月5日水曜日

PathfinderRPG 『Advanced Race Guide』

PathfinderRPGの追加サプリメント「Advanced Race Guide」のご紹介です。
といっても、まだプレイテスト(=β版)版です。

Pathfinder Roleplaying Game: Advanced Race Guide Playtest (OGL) PDF

2011年10月4日火曜日

SW2.0 フルアドリブセッション第4回

先程までテキトーGMのフルアドリブセッションに参加して来た。
今回は第4回のプレイレポート。

第1回目
第3回

冒険の背景

バルナッド共和国の評議員の一人"死の作り手"エミリオ・パブロは、私腹を肥やすために戦争を演出しようとしていた。
魔霧の森に棲む蛮族の王"暴風竜"デレイオンの野望に目を付け、彼にセフィリア神聖王国を襲わせようとしているのだ!
危険な同盟によって結ばれた彼等は、セフィリア神聖王国内の反乱分子を炊きつけ、蛮族の侵攻を妨げ続けてきた"守りの剣"の破壊を目論んでいる。
今……最も尊く、清らかなはずの聖都が、自らの業によって焦土と化そうとしていた。

前回までのお話

王族の御落胤&魔術師プラチナは“守りの剣”を抜く瞬間に良心から抜くことを躊躇い、組織と袂を分かつ結果になった。
一方その頃、仇である"暴風竜"デレイオンの噂を聞きつけ、セフィリア神聖王国を訪れたカイトは冒険者の宿で"暴風竜"デレイオンの確かな情報をキャッチする。
そして、一同が冒険者の宿に集っているところに、王城から逃れたプラチナが駆け込んで来たところから、事件は大きく動き出す。
プラチナを追って、衛兵の臨検を聖戦士グレンの雄弁によって辛くも逃れたものの、衛兵と組織の睨み合いが続き、一戦も已む無しといった状況に陥る。
しかし、冒険者の宿の店主バーナードはPC一行を地下の下水道に逃がし、衛兵と組織相手に殿をかって出た。PC一行が下水道への穴に飛び込むと同時に静かに扉は閉められ、後には沈黙のみが残されたであった。
下水道に逃れた一行は早々にグレンと逸れてしまうが、今はプラチナを保護するのを優先し、イオの魔術師ギルドに向かう。そこでプラチナから話を聞いている最中、冒険者の宿の状況が気になるユタは一人冒険者の宿に向かうのであった。一方残されたものたちも、アキームにプラチナを連れて行き、状況を説明する。しかし、これは策士イオの狡猾なる策略のひとつであったのだ! そして、同時期冒険者の宿に向かったユタは冒険者の宿が火事で燃え尽きてしまったことを自分の愛馬を連れる衛兵から聞き出す。しかし、イオのまねをして情報を聞き出そうとして、冒険者の宿の関係者であることがばれてしまう。運良く相手の衛兵が少し勘の悪い男であったことが幸いし、連行されずにすんだが、そんなユタと衛兵を不振な人物たちがじわりじわりと包囲している気配を察する。危うしユタ! どうなるユタ!

2011年10月3日月曜日

首ナイフ問題…?

首ナイフについて、Twitter上で色々と意見が出ていました。首ナイフ問題についてはTwitterに面白い定義があったので以下に引用しますと。

そもそも、首ナイフは「人質のhpは10点」「ナイフの攻撃力は1d4点」とか定義されてて、「無防備な相手に攻撃でダメージを増やすルール」もない。これが前提。そして「GMのゴールデンルールの明記がない」ような時代に発生した命題。 #TRPG

自分にとって、首ナイフ問題と同時に連想されるのが、ガンダム系ゲームで原作のアムロ・レイの活躍を再現出来ないことです。ギレンの野望シリーズではアムロが乗ったガンダムは確かに強いですが、ビームライフル一発でザクⅡを撃破することは出来ませんし、ガンダム無双シリーズでも同じくビームライフルやビームサーベル一発では撃破出来ません。ガンダム系TRPGだと、先日遊んだGUNDAM SENTINEL RPG Outlaws Editionやガンダム戦記では誘爆のルールがありますが、それでもやはり再現は出来ません。リアルで考えると戦闘機はミサイルを喰らったら一発で落ちるので、それを考えるとビームライフルやビームサーベルで落ちるのは普通です。しかし、遊ぼうとすると、命中した瞬間にMSが壊れるというのでは非常にバランスが悪くなります。ギレンの野望シリーズの様に指揮官となって遊ぶものならまだしも、TRPGで前線で戦う一兵士を演じる場合は不向きです。

2011年10月2日日曜日

PathfinderRPG Dragon War Chapter 3 『Cursed Witch 呪われた魔女』

Dragon War キャンペーン第3回を遊んできました。前回までのお話は以下の通りです。

第1章(前編)
第1章(後編)
第2章

前回までのあらすじ

辺境に住む坊ちゃんとその仲間たちの少年少女は村の近くに潜む脅威を偶然遭遇し、そして、大人でも九死に一生を得る様な状況を運命の神の加護により、辛くも乗り越えたという感動巨編である。
ひょんなことから、村の近くにある隠された洞窟を見つけ、そこを探検してみると、最奥にて何らかの儀式を行っている場面に出くわす。わけが分からないまま傍観していると、儀式を行っていた覆面の男は姿を消し、儀式の行われたいた場所から見たこともない化け物が出現し、襲い掛かってきた。辛くもそれを撃退した一行は身体を休める為に村へと引き返すのであった。