逆にTRPGってフォーマット的に達成型になっていて回復型の話にするのがゲームとして難しいのではないだろうか。
全体的に定義が曖昧な言葉が多い1ので、定義を書いておきましょう。 『喪失ゲー』=『ヒーロー(ヒロイン)がヒロイン(ヒーロー)と別れて成長する』ゲーム とここでは定義します。
『喪失ゲー』のTRPGでの具体例としては、真っ先に思い浮かんだのは『アルシャードガイア』のルールブック掲載の漫画です。
主人公がクエスターに目覚めた途端、ヒロインが奈落の本性を表し、手刀で主人公の土手っ腹に穴をあけ、本性を知った主人公がヒロインに向かって、『そして、もうどこにもいないキミのために』と言う場面(多分この後ヒロインは倒されるでしょう)。
引用:アルシャードガイアRPGルールブック
その次に思い浮かぶのは、ダブルクロスです。ダブルクロスはストーリーの基本はオーヴァードと非オーヴァードの共存です。ヒロイン=非オーヴァードとすれば、こちらも『喪失ゲー』になります。
アルシャードガイアはともかく、ダブルクロスは基本『喪失ゲー』ですので、『TRPGは喪失ゲーの話にするのがゲームとして難しい』といったことはありません。
回復をメインにするためにメインヒロインが死ぬとかTRPGとして遊ぶにはけっこうキツイですよね。
と件の方は書かれているので、『喪失ゲー』=『ヒーロー(ヒロイン)がヒロイン(ヒーロー)と死別して成長する』と思い込まれているのかもしれませんね。
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『喪失ゲー』で検索してもヒットしない、達成と回復は一般的なタームでの利用ではない気が(つまり、独自定義) ↩
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