2014年1月5日日曜日

PathfinderRPG 【AP#033】07-09/The Varnhold Vanishing

公式シナリオのレビューの為、ネタバレチュウイ!

ネタバレだぞ!

【シナリオタイプ/シナリオ名】
 Adventure Path/Kingmaker 03:The Varnhold Vanishing

【入手方法】
 http://paizo.com/products/btpy8e7e?Pathfinder-Adventure-Path-33-The-Varnhold-Vanishing
 http://www.amazon.co.jp/Kingmaker-Varnhold-Vanishing-Pathfinder-Adventure/dp/160125234X/

【翻訳の有無】
 無

【推奨レベル/人数】
 7-9/4人

【舞台となる地域】
 アヴィスタン亜大陸で最も東北に位置するブレヴォイの最南端にあるレストヴから南西に位置するグリーンベルト(=河川諸王国の領土)の東にあるノーメン高地(Nomen Heights)。
 参考画像:http://i4.ifrm.com/15339/133/upload/p160974.jpg

【関連資料】
 Kingmaker Player's Guide:無料のプレイヤー向け情報ガイド、翻訳無し
 http://paizo.com/products/btpy8dqh?Pathfinder-Adventure-Path-Kingmaker-Players-Guide
 いしかわさんのプレイレポート
 ブレヴォイ:http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/517.html
 河川諸王国:http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/551.html
 

【シナリオ雑感】
 Kingmakerキャンペーン6部作の第3章となるシナリオ。
 前のシナリオに引き続き、シナリオ全体としてよく設定が練られているので、それらを上手く使うと参加者がよりシナリオを楽しめるものになっている。
 今回は前回と異なり、国家運営はなく、1章と同じようにダンジョンやウィルダネスアドベンチャーが中心になる。

【プレイ上の注意点】
 今までと異なり、ほぼ一本道のシナリオである上、PCが時間を気にして行動を急ぐと、即ラスボスの潜むダンジョンに辿り着き、レベルと合わない敵と戦う羽目になる。
 いしかわさんのプレイレポートが参考になるが、ブレヴォイで出される依頼やケンタウロスとの交流を絡めて、イベントヘクスを回らせ、即ラスボスの潜むダンジョンに向かわないようにすると良い。
 ただ、1章や2章と異なり、野外イベントそれ自体はあまり面白くないため、イベントは省き、ラスボスからの遣いとしてクリーチャーを出すのが良いだろう。この辺もいしかわさんのプレイレポートが参考になる。
 今回登場するサイクロプスゾンビはサイクロプス由来の1日1回問答無用で命中させてくる能力があるが、使用には注意すること。特にこの能力を1ラウンドにすべて使って攻撃を集中すると、7-9レベル帯では前衛でも一気に昇天する場合もある。もしものためにヴァンホールドでレイズ・デッドのスクロールは必ず見つけさせておくと良いだろう。
 逆にラスボスは呪文選択がかなり微妙なので、PCに合わせてある程度調整した方が良いだろう。正直言って、背景設定の割りに呪文選択がかなり微妙である。ただし、一方的にPCを蹂躙するのは慎むべきでもある。体験した見た限り、詰み呪文は少なめにしつつ、取り巻きを追加で出して、取り巻きを強化していくようにすると背景設定とも合致し、本体は弱体化しているので取り巻き頼りになっているという印象も出せるので貫禄としても問題ないだろう。

【プレイ時間/日数】
 5〜6時間/5日

【シナリオ評価】
 2/5
 用意されている野外イベントは意味のあるものが少なく、国家運営系のイベントもない状態である。加えて、ラスボスが背景設定的にたった1シナリオのボスとするにはあまりにも勿体無く、かといってKingmakerで出す必要もない敵であり、1章、2章に比べると正直かなり微妙である。

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