公式シナリオのレビューの為、ネタバレチュウイ!
【シナリオタイプ/シナリオ名】
Adventure Path/Kingmaker 02:Rivers Run Red
【入手方法】
http://paizo.com/products/btpy8dml?Pathfinder-Adventure-Path-32-Rivers-Run-Red
http://www.amazon.co.jp/Kingmaker-Rivers-Pathfinder-Adventure-Path/dp/1601252331/
【翻訳の有無】
無
【推奨レベル/人数】
4-6/4人
【舞台となる地域】
アヴィスタン亜大陸で最も東北に位置するブレヴォイの最南端にあるレストヴから南西に位置するグリーンベルト(=河川諸王国の領土)。
参考画像:http://i4.ifrm.com/15339/133/upload/p160974.jpg
【関連資料】
Kingmaker Player's Guide:無料のプレイヤー向け情報ガイド、翻訳無し
http://paizo.com/products/btpy8dqh?Pathfinder-Adventure-Path-Kingmaker-Players-Guide
いしかわさんのプレイレポート
【シナリオ雑感】
Kingmakerキャンペーン6部作の第2章となるシナリオ。
前のシナリオに引き続き、シナリオ全体としてよく設定が練られているので、それらを上手く使うと参加者がよりシナリオを楽しめるものになっており、初心者にもオススメできる代物。
【プレイ上の注意点】
4レベルスタートの7レベル終了とレベル帯に幅があるが、シナリオはルートが決まっているわけではないため、運が悪いと伝説級を超える脅威度と簡単に出くわす可能性が非常に高い。
同様にパスファインダーたちのレベルに関係なくワンダリングでは脅威度9のクリーチャーが出現するので、マスターする際はどの様に対応するのか熟慮すること。ただし、1レベル時に比べてかなりオブラートに対処し易くはなっている。
他には設定はよく練られているものの、うまくシナリオに記述されていないものが多くあるので、工夫をした方が良いだろう。
例えば北風の咆哮という狼が存在するが、他の章では他の風は出て来ないので、アレンジするのも良いだろう。
また、王国に戻る度に発生するイベントも単発の強制イベントにするよりはいしかわさんのプレイレポートを参考に繋げてみると面白いだろう。
リザード・フォーク、ドライアド、魔女と設定が練られた様々なNPCが登場するので、設定を昇華して使うとより冒険に彩りを添えるようになる。
反面、王国運営ルールはそのまま使うとあまり楽しくないので、一考の余地はある。
続くKingmaker#3では王国を離れて東を旅することになるが、単純に能力の高いNPCを投入するのではなく、既存のNPCをPCたちに有効活用するように促すこと。思想の不一致からそれがムズカしい場合は、レストヴ経由でブレヴォイの国内政治を反映した一癖も二癖もあるNPCを投入すると良いだろう。いしかわさんのピレイレポートはここでも大変参考になる。
【プレイ時間/日数】
5〜6時間/7日
【シナリオ評価】
5/5
致命的な罠(ワンダリングとかダンシング・レディ)があるものの、祖霊を祀るリザードフォークにダンシング・レディ、酒好きなヒルジャイアント、魔女、ライカンスローピ、扇動家と様々なキャラクターたちとの遭遇や無情な大自然の脅威(ワンダリング)など色々な要素が詰め込まれていて改造するのも楽しく、初心者にもオススメできるという一粒で何度も美味しい良シナリオ。
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