2015年1月12日月曜日

六門世界2eエリュシオンレポート4『泥縄とはこういうことだ!!』

レギュレーションや挑戦メンバー

冒険の概要

 さて、前回、前々回とキャラクターレベル2のパーティーにキャラクターレベル4の癖に横入りしてきて、無様に敗北したクレイジー・ズーに胸がすく想いをしたまま終えいい感じで1週間を過ごした一行。前回塔の攻略をした影響で空中庭園の新しいエリアが開放されたらしく、定期便を待っている1週間はその話題で持ち切りであった。任務を受けにキーラの元に向かえば、新しく開放されたエリアに住む知的生命体の住処を見つけて来て欲しいというもので、楽勝だなと思いながら、一行は空中庭園に向かうのであった。しかし、この時、あんなことが起こるとはこの時誰一人として気付いているものはいなかったのである。

 探索は恒例の召喚カードを駆使してBPの消費を抑えつつ、ベアトリクスがロボにライドオンするいつもの陣形。初っ端の《睡蓮の森》で早速知的生命体らしきものを発見するものの、問答無用で襲いかかられる始末1

 知的生命体の《フロッガー・ウォリアー》はサイズはSと小さいものの、TCGなどではよくいる自分と同じ種族の数だけパンプアップされるという力押しには滅法強いヤツで、正面からぶつかればこちらの被害も大きかったであろうものの、戦利品は〈手業〉で剥ぐ素材ではないと来れば手加減する理由など皆無。レインの《◎消耗品の達人》をのせた《爆砕華》の前には吹き飛ぶだけの存在とあいなった。

 その後もマングローブでは組み合わせはアレなものの、性格はまともなトレジャー・シーカーと遭遇したり、遺体が倒れているので、近寄って見たら《夜陰の餓鬼》で手加減できずに死亡させてしまったものの、〈手業〉で剥ぐ素材より金貨と宝石★★の方が額としては大きかったりと、順調に探索を継続していた、そのあの時までは。

シオン「ちょれ〜www」
レイン「だね。人数少ないと辛いっていうけど、シオンの言う通り、そんなことないっぽいね」

 えぇ、そう思っていました、次の日に《地下墓地》に着くまでは。

シオン「光度が足りない…だと…!?」
ベアトリクス「ランタンの灯りでも足りないみたいね。《ライト》か《ラー》だったらペナルティないみたいだけど?」
シオン「どっちもない」
レイン「今まで必要なかったけど、帰還したら《ライト》の封入カード買っておかないとね」

 泥縄ACT1

シオン「まぁ行為修正-1がついても所詮は探索の複合判定への影響だけでしょ」

 全員そう思って、墓荒らしで金目のものを漁っていると…。

シオン「おっ、結構いいもの出たじゃん」
レイン「できればCランク工芸品かまだ半額で作れない消耗品が欲しかったかな」
ベアトリクス「ですね」
《這いずるもの》「墓荒らしさん、ちーすwww」
シオン「ん? あんたダレ?」
《這いずるもの》「自分こういうものっすww」

シオン「ちょwおまww 行為修正-1付いている状況で戦闘とかww」
レイン「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」
シオン「ちょwその脳筋思想ヤバスwww」

 それも〈モンスター知識〉の結果、これがもうヤバいなんてもんじゃないヤツで…。

シオン「《フォッグ》のある3ターン以内に勝たないとヤバいのに行為修正-1…」
レイン「じゃぁ、朝クールからだけど、本気でいくよ!」
ベアトリクス「私も《◎強打》します!」

 ってな具合で敵の全体攻撃のダメージは《ホムンクルス・アリアオロ》の《フォッグ》で打ち消し、ベアトリクスの《◎強打》にロボの《◎集団戦術》、レインの《◎消耗品の達人》をのせた《爆砕華》と決戦仕様でいくものの、いかんせん行為修正-1が地味に響き、4ターン目でなんとか《這いずるもの》を撃退に至る。殆ど手傷を負っていないものの、BPやスペル枠というリソースはほぼ空になったので、その日はそのまま《地下墓地》で一日を過ごすことに…。

 次の日、《睡蓮の森》にて《バブル・クラブ》と遭遇しても…。

レイン「地味に《○魔術障壁》持ちで水中エリアに配置されるのは嫌がらせね…」
ベアトリクス「ですね。それも《◇溶解泡》って《◇酸性雨》と違って、魔法の武具は壊れないって書いてないから魔法の武具も壊れますね、これ…」
シオン「《スリープ》が必要だったか…」
レイン「全体攻撃して来る相手への対策はあったんだけどね。帰還したら《スリープ》の封入カード買っておかないとね」

 泥縄ACT2

 とはいいつつも《◇溶解泡》も抵抗してしまえば効果消滅のため、シオンの《◎魔法結界》で対応し、防御されるとはいえそれでもメイン火力の《◎消耗品の達人》をのせた《爆砕華》で焼きガニを作っていくのであった。

 その後、《カエルの里》では《フロッガー・ウォリアー》、《ビューティー・チョンチョン》、《這いずるもの》との脅威の三連戦になるものの、行為修正に-がない状態であれば苦戦することもなく戦利品を獲得するだけに至る。

シオン「それにしても、里の眼の前でこんだけ派手に戦っているというのに、ヤツら(カエル)は何もしないのか?」
フロッガーの長老「いやぁーシナリオになんも書いてないしーw」
ベアトリクス「クソシナリオ…(ぼそっ)」

 任務を達成したものの、すべての地形を制覇するまで帰還するつもりのない一行はその後も探索を続け、セイクリッド・フェザーに出会って「あっ《這いずるもの》なら俺らが倒したからwwww」と煽ったり、《鏡の国》で《ジャバーウォック》という面倒な敵と戦ったりと遭遇を繰り返した。しかし、《地下墓地》で行為修正-1が付いた状態で《這いずるもの》と握手!2を超える難所はなかった。

 そして、本セッション最後の泥縄は《坑道》で遭遇した《マーブル・エスカルゴ》x2…。

シオン「えっと、なになに、ほとんどの攻撃に耐性持ちで、2ターンの間《○再生:15》と《○ディフェンダー:10》と防護点が+30されて50だと…? 《スリープ》じゃぁ〜、皆のもの、《スリープ》を持って参れ〜〜〜」

 泥縄ACT3

レイン「倒せる?」
シオン「どうせ退かぬ!媚びぬ!省みぬ!とか言うんだろ?」
レイン「えっ当然じゃない?」
シオン「BP切れまで耐えれば勝機はある…」
ベアトリクス「守るなら任せて!」

こうして、泥縄な状態に何度もなりつつも、無事タージケントに帰還したのであった。


  1. 〈流水語〉というマイナーな言語で話しかけてきたものの、常時いる面子でこの言語を取得しているものはいなかった。

  2. ガチンコ勝負

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