SW2.0 God Eater eat1-2

前編の続きー。

Eat #1前編

さて、蛮族のたちの野営地に向かった日の夕方のこと。
SW2.0には珍しいランダム・エンカウトをしてみると…。

森の中を蛮族たちの野営地を目指して歩くPCたちは森の奥からバキバキッという音を立てて近寄ってくる影に気づいた。
その影は熊の様に見えたが、奇妙なことに、そう奇妙なことにSW2.0では熊(グリズリー)のモンスターレベルは6に設定されており、まぁなんだ。冒険に出たての最大でも冒険者レベルが3のPCたちにぶつけるものじゃないと思うのだが、如何でしょうか？

何かがおかしい。
そう一行が思った時、その姿を間近で見たシルフェリアがヒッ！っと短いが高音の声を上げる。

シルフェリア『ぐっグリズリー！？　何故こんなところに！？』

何故こんなところにってまぁなんだ、森の中なので、別におかしいわけではないのだが、やはり冒険者レベル3の(ry
ってわけで当然の様に逃げたｗ。

その後、キラービーやらアナコンダやらキラークリーパーやらのランダム・エンカウトなのか想定通りなのか分からない戦闘をこなす。
ちなみに最初のゴブリン戦より、リソースの関係で森での戦闘の方がキツかったことを記しておくｗ。
そんなこんなで、2日程かけて、森の中を移動し、蛮族たちの野営地という言葉からは想像していたのとは異なる洞窟を発見する。

入り口には見張りとしてゴブリンが立っており、着いたのは夕方だったこともあり、このまま強襲してもこちらに不利ということで、2時間程離れたところで野営をして、次の日の朝に強襲することにした。
その夜のこと。ランダム・エンカウトの結果、特にイベントは発生せず、朝を無事迎えた。

洞窟の前まで戻ってみると、やはりゴブリンが2体、歩哨として立っていたので、先攻を取って、シルメリアのスリープ(まだ拡大/数できない)の後にシオンとイセリアで強襲をかける作戦を取る。
その結果、スリープには抵抗失敗し、イセリアの攻撃がクリティカルしたことで、ゴブリンたちに声をあげる隙を与えずに倒すことができた。

スリープで眠らせたゴブリンに止めを刺し、洞窟の奥へと進んでいくと、途中で三股に分かれており、適当に進んだ先には御大層に扉が設置されていた。
イセリアが聞き耳をしてみると、扉の奥から鼾が聞こえるということで、罠発見、鍵開け、忍び足で潜入後、暗殺をしてもらうことに。
残りのメンバーは音を立てて、眠っている敵に気付かれると拙いので、離れた位置で待機。

扉の中にはゴブリンよりは大型の蛮族が3体眠っており(イセリアは知識判定ができるクラスを持っていないので詳細はこの時分からなかった)、部屋の中には更に扉があったが、とりあえず、デカくて強そうな方から止めを刺す方針で暗殺を決行してもらう。

1体目と2体目は気付かれることなく、止めを刺せたが、そこで音を立ててしまった為に3体目の蛮族に気付かれてしまった。
他のメンバーも物音を立てない様に離れていたので、乱戦に持ち込んで倒すことができず、奥へと逃がしてしまう。とりあえず、シルフェリアの知識判定の結果、逃げたのがボガードで、死んでいるはボガードソーズマンとボガードであることが分かる。

へぇ〜冒険者レベルが3のPCたちにモンスターレベル4を1体に3を2体ですかぁ〜

という感じで微妙な面をしていたら、奥からさっき逃げたボガードと剣と盾で武装したボガードが出てきた。

シルフェリア『あっあれはボガードトルーパー！？』
シオン『奴を知っているのか、シルフェリア！？』
シルフェリア『えぇ、モンスターレベル5の化け物よ！』

数の上ではこちらが上ということで、シオンはトルーパーに、イセリアはボガードにと分散し、援護射撃はトルーパーにいう作戦を取ることに。

アイシャ『Your majesty、アイシャも援護して良いですか？』
シオン『…』
アイシャ『Your majesty』
シオン『…我慢するからやれ』
アイシャ『Yes、your majesty！』

トルーパーとアイシャの誤射でがりがりシオンのHPが削られていくものの、シルフェリアのキュア・ウーンズ、シルメリアのエネルギー・ボルトのおかげで、トルーパーは3ラウンド後にはなんとか討伐できた。
その間のアイシャの誤射は4回中2回と確率通りでした、えぇ。

トルーパーを倒したのと同じラウンドには背後からゴブリンが3体増援として出てきており、フローとなったシオンが2体を、後衛としてはHPがある方のアイシャがもう1体を受け持ち、そこから数ラウンド後には蛮族を倒すことに成功する。

倒した後、洞窟を探索した結果、先程の蛮族たちがこの洞窟(野営地)に生息していた全てであり、他にはいないことを確認する。
スペルユーザーのMPもかつかつの状態であり、下手に外に出て野営→ランダム・エンカウト→強い敵が出て終了。
というのも避けたいので、鍵のかかる扉のあるボガードたちが居た部屋で雑魚寝し、翌朝、蛮族たちから奪った戦利品を片手に寒村へと向かったところで、第1回終了。