ここからはこのシナリオの裏側を説明します。
開始早々大量の技能判定からスタートするこのシナリオはある意味ホットスタートになっています。技能判定後はまるで放火犯の捜査が始まります。まるで放火犯がキャラバンの内部に居る様に思わせておいて、実は外部犯が居たという展開になっています。両司祭が死亡してしまうのは推理物の常として、イベント死亡であり、レポートでは省略していますが、イローリーとサーレンレイの従僕たちはかなり敵対しており、〈交渉〉に失敗すると軽い戦闘になるものでした。直前の一連の技能判定の結果が予想以上に良かったこと、〈交渉〉の達成値も良かったこと、アリスからカルラに仲裁を依頼していたことで、ここでは無事戦闘が発生していません。
登場人物は
若くして商いを成功させ、何か今回の疫病に関して、知っている様子のカルラ。
イローリー、サーレンレイ神殿より派遣された護衛(従僕)達。
カルラ雇い入れた傭兵達。
カルラ御抱えの薬剤師。
動物使いの老夫婦。
イローリー、サーレンレイ司祭。
彼らがそれぞれに胸に秘めたる思惑。
そして、人間の増援の存在を知っており、訓練を受けたコボルド達。
これらの存在と思惑が複雑に絡み合ったものでした。
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