2013年6月22日土曜日

D&D Next と 4th を遊び比べてみて思ったこと

ここ最近、D&D Next(D&D Game Day) と 4th(D&D Encounters) を連続で遊びました。その経験から感じたことをつらつらと書いてみようと思います。

まず、第一に D&D Next は D&D3.5eに比べると色々な部分が簡略化されていて、かなり遊び易いです。例えば、細かい状況によって、+と-の修正値がありましたが、基本は『あなたはd20を1個振るのか、2個振るのか。そのどちらかだ。そして、出目に固定値を足すだけだ』というものです。4thよりもより簡単で単純化されていると思います。一方で、4th に比べると、システマティックな部分がかなり減り、このblogでも書きましたが、相違工夫である程度どうにか出来る部分が増えました。スタッフの方々が書いてくれた D&D Next の手引きにも『友情、努力、勝利が大事です』みたいな事が書いてありました。

また、D&D3.5e で猛威を震ったある程度のレベルになると固定値>>(超えられない壁)>>武器の固有ダメージで武器の差なんてほぼ意味ないという問題を 4th で改善していましたが、その改善を踏襲しています。逆に 4th で改悪された敵のHPがクリティカルしようがしまいが関係ない程多く、たるい・クリティカルしても大して嬉しくないという部分は改善され、blogにも書きましたが、敵のHPはかなり下がりました。

一方でまだ荒削りな部分としては、戦士系と魔法使い系の差別化です。戦士系と魔法使い系のダメージダイスは基本一緒です。その差は戦士系は武器でぶん殴ってダメージを出します。魔法使い系はPFで言うところのキャントリップ(4thで言えば無限回)で攻撃してダメージを出します。一応戦士系はダメージの固定値として数点ありますが、差はその程度です。

一方で、魔法使い系は D&D3.5 のように戦場の状況を激変させることができます。4th で言えば制御役のアレですね。ウェブで拘束したり、サイレンスで黙らせたりするわけです。でもそういった能力は戦士系にはかなり少ないです。

こちらを見ていただけると分かるかもしれませんが、魔法使い系が邪魔な司祭をどんどん魔法で無力化(右上・左上の魔法陣の封印解除)している一方で、戦士系が3人位で必死こいて殴ってやっと1体戦闘不能(右下の魔法陣の上の敵撃破)にするといった感じになっています。

上の記録は敵のACが高く、攻撃が当たらなかったってのもあるので、これだけを例にするのは良くないと思いますが、例えば、PFの威圧演舞のように、殴った後に相手を恐慌状態にするみたいな能力が戦士系にあってもいいんじゃないのかな?と思います。または4thみたいにAC以外の頑健や反応、意志を攻撃時に狙えるようなのも良いと思います。これは4thで既に実績あるので、戦士系がやっても違和感がそんなにないのではないかと思います。

個人的には戦闘で活躍できなかった(使えないレンジャーで同卓の方々に嫌な思いさせたと思います…)割に D&D Next のイベント自体は非常に楽しかったので、良い点はこのままに、荒削りな部分を改善してくれると良いなぁと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿