前回までのあらすじ
辺境に住む坊ちゃんとその仲間たちの少年少女は村の近くに潜む脅威を偶然遭遇し、そして、大人でも九死に一生を得る様な状況を運命の神の加護により、辛くも乗り越えたという感動巨編である。
ひょんなことから、村の近くにある隠された洞窟を見つけ、そこを探検してみると、最奥にて何らかの儀式を行っている場面に出くわす。わけが分からないまま傍観していると、儀式を行っていた覆面の男は姿を消し、儀式の行われていた場所から見たこともない化け物が出現し、襲い掛かってきた。辛くもそれを撃退した一行は身体を休める為に村へと引き返すのであった。
続いて隣村で流行り病があったので、それを解決! ドラゴン・スケルトン背中に骨のみとなった翼を持つ四足獣型の骸骨いたけど、余裕(じゃない)!
今回の面子
シェリル エルフ・♀・メイガス1(NPC)
筋力を捨てて、敏捷と知力を生かすエルフの期待の新星。打撃力と耐久力不足を痛感しているが、それを魔術の力を補おうとしている。
アーシェ ハーフエルフ・♀・クレリック1
パーティーの縁の下の力持ち。一応他にも回復手段はあるが、この人が倒れると厳しい。思考回路がエロい。
モリガン ティーフリング・♀・ウィッチ1
パーティーの撃墜王、またの名をエース。
ゼクティ ドラウ・♀・バード1
何でも屋として、縁の下の力持ちその2。呪歌が今日も炸裂する!
シオン 人間・♂・ファイター1
両親共に敵前逃亡の後、行方知れずの為に周囲から敗北主義者と言われるただのHFO。
今回のお話
村へと戻り、身体を休めようと思ったら、村長とか祖父からお叱りが。納得いかない。おっきくなったらこの村を出てってやると決意を新たにする。というかそろそろ2レベルだと思うんですが、まだですか? そうですか…。で例によって例の如く、独房(正確には説教部屋)に閉じ込められるものの、ゼクティや他の面々によって、兵站(食料)的にはなんとか。
数日後、近隣の街から兵の募集があったとの連絡が早馬でこの村に着いたのをシオン以外が目撃する。なんでも、先祖である“惨劇侯”ルクスが乱心した結果、爵位を剥奪され、騎士位(騎士位は世襲出来ない)まで大暴落してしまったらしい。そして、その“惨劇侯”ルクスが眠る墳墓から不穏な気配が最近漂う様になり、何人かの手のものを派遣したが、帰って来たものはいないという、そこで浄化出来るものを探しているという話だそうだ。
あれー、俺そのシナリオどっかで見たことあるぞーと思いつつも紳士として、やりましょうといって行きたいのだが、その情報をシオンはキャッチしていないのであった。
ある程度の実力者となると、この村では数が限られていて、祖父と他に一人程度らしく、その二人を派遣すれば今度は村の防衛力が下がってしまうという二律背反な状況の様だ。
そんな状態なら任せろー!(バリバリー)
やめて!!
ってな具合にそういう状態こそ、我等がPC様ご一行のお通りだ!! というわけで、もちろん正規の手続きを踏まず、Open/Close を使って独房から脱出し、街へと向かったのであった。
街についても領主と真面目に交渉するなんていう正規の手続きはもちろん踏めないので、街の人たちに墳墓の場所を聞いて、即突入。
墳墓内部
重い鉄の扉を開けて中に入ってみると、内部は真っ暗で、異様な瘴気が漏れ出していたのであった。そして、いきなりの敵登場!!
シオン『領主の部下無能www』
ゼクティ『ウケルー』
モリガン『(´・ω・`)ショボーン』
っといいつつ、出てきたスケルトンを殴っていると、
GM『じゃぁ、脇の隠し扉からスケルトンが』
シオン『ちょwwwおまwww』
モリガン『キャァー!(悲鳴)』
その後、なんとかスケルトンを撃退し、墳墓を奥に進むと、破壊されている墓の数々を見つけたので、みんなで力を合わせて、墓石を直したりした。
一行『……(じっとGMを見る)』
GM『ん…? 何も起こらないよ?』
シオン『ちぇw』
さらに先に進むと、神殿の様な場所に出た。幾つかの神像が破壊されていて、代わりにこんな神像が配置されていた。
あぁ…この神様ですかと、見ただけで分かるもの、〈知識:宗教〉で分かるもの、それぞれなのであった。
という間もなく、広間に足を踏み入れると、幾つもの赤く光る目が我等を出迎えた。さっきと同じだから楽勝だぜ!と調子に乗っていたら、雑魚スケルトンは何回も御代わりされるし、中ボススケルトンは戦闘能力は大したことないけど、HPがでかくてうざさMAX!で、へとへとでした…。
神像を破壊して、神像の背後の壁に掛かっていた禍々しい光を発するランタンを破壊し、魔法の使用回数が危険域に入ったので、入り口まで戻って、 Open/Close を使って閉じて、外から錠前かけて、野宿で一晩を明かす。
次の日は朝から曇った空は暗い光しか齎さず、朝だと言うのに遠くの森からは狼たちの遠吠えが聞こえ、烏の不吉な鳴き声に、黒猫が入り口を横切ると不穏な気配MAXな状態であった。しょうがないので、PC一行も覚悟を決めて、再度墳墓の内部へとアタックをかけるのであった。
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