2012年5月9日水曜日

PathfinderRPG 『City of Golden Death』後編

中編までのお話

前編
中編

ラズミールのアイラミーンに奪われたアミュレットを追って、アイラミーンの向かった恐怖の島へと向かう一行。しかし、その前には絶え間なく吹き荒れる負のエネルギーの嵐! 嵐と襲い来る負の生物を撃退し、島に上陸した一行はラズミール信者と島の生物との戦闘の痕跡を見つけるのであった。そして、ラズミール信者たちの目的地へと向かった一行の前に島の住民リザード・フォークとパスファインダー協会員が現れる。情報を入手した一行はアイラミーンを追って、島の中心部シン=グラファーを目指すのであった! 黄金都市に辿りついた一行はここが10年に1回だけ扉の開かれること、そして、中心部の霊廟にアイラミーンが向かったことを知ると共に、黄金都市の守護者たちとの死闘を繰り広げるのであった!

黄金都市の罠

先程爆発の起こった辺りに着くと、そこには爆発の痕跡は残っておらず、ただ通路に金貨の山が気づかれているだけであった。不審に思ったセシルはフォーチャードを10ft棒よろしく使おうとするが、慎重を期する様にとのムスタファからの言葉にエンラージ・パースンで巨大化し、20ftの間合いで通路を調べることに。通路をフォーチャードで叩きつつ先に進むと、金貨の山辺りで地面が爆発! なんとここは地面の下に黄金の川が流れており、しかも地面と黄金の川との間が薄い部分があり、重量を検知すると、融解した黄金が間欠泉の様に噴出すのだ! そして、その影響範囲は10ft!! ムスタファの言葉により、融解した黄金を身に浴びる危機は辛くも避けれた。しかし、その時、罠を使って、追手を撃退しようとしていたラズミール信者たちが建物や柱の影から現れたのであった!

問答無用で襲い掛かってくることはなかったが、彼らの主張はとても一行が飲めるものでもなく、戦端が開かれる。

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敵は全てクロスボウを装備しており、左翼はセシルや柱の遮蔽によって、難を逃れられるものの、右翼は何の遮蔽もなく、このままではアリスが敵の攻撃に晒されてしまう。そこで、アリスは上海を右翼に突撃ラブハートさせるとそこには柱の上で不可視状態でいた敵の女幹部(暗殺者)が身を隠していた!

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イラストに記載(=シナリオの基本データ)のBABは+7って書いてあったけど、+15に強化されていた女幹部は毒を塗った短剣を上海に振りかざすが、なんとかセーヴに成功する上海!

女幹部以外は雑魚とみなした一行は雑魚をムスタファやセシルに任せて、ネイル、ガルディン、上海の攻撃を敵幹部に集中攻撃する! 敵幹部も〈軽業〉を駆使し、アリスやガルディン、イナリの背後に回って急所攻撃をしようとするが、多勢に無勢なこともあり、誰も毒を受ける前に撃退することに成功する。生き残ったラズミール信者たちからこの奥にアイラミーンがいること、そして、アイラミーンの掲げたアミュレットによって、アイラミーンを主と認識した黄金の竜が待っていることを知る。

霊廟の守護竜

先を進む一行の前にとうとうシン=グラファーの中心部にある霊廟が姿を現す。そして、霊廟までは両脇に壁が聳え立つ細い通路になっており、霊廟の扉の前は黄金の川が流れ、そこに通路と同じ幅の橋がかけられているだけだった。霊廟の扉の隣に超大型の黄金色の骨竜が2体に、橋の上には今にも動き出しそうな黄金色の彫像が4体。

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このまま真正面から戦えばアイラミーンとの戦いの前に消耗が激しいと判断した一行は通路と橋の幅が同じことを利用し、ピットを使って、敵を無力化した後に走り抜けることにした。橋に差し掛かるところで、横一列に並び、敵が近づいてくるのを待っていると、近づいて来た2体の骨竜が骨の姿からは予想外なことにファイアブレスを一行に吹き付けてきた!!

なんとか一撃で壊滅ということにはならなかったものの、そのダメージは大きく、後衛のHPが危機的状況にまで落ち込む。あわや壊滅か?となったが、ピット乱舞とダメージの酷いアリスは距離を取ることで危機を脱し、敵がピットの底にいる間に霊廟まで一目散に駆け抜けたのであった。

ちなみに黄金の彫像は武器でぶん殴ると3d6のダメージを武器に与えてくるという怖い相手だった。誰も知識判定に成功していなかったので、正面から戦っていれば、アダマンティン製の武器を持つネイルとセシルはともかく、ガルディンのメインウェポンは破壊されていたであろう…。

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