Giant Killingキャンペーン第1回を遊んできました。
第一喰(前編)
今回の面子
ナフール 人間・♀・バーバリアン(巨人殺し)4
部族の戦士長の娘。巨人用(大型)グレートソードを携え、竜と会えば竜を斬り! 鬼と会えば鬼を斬る! パーティーのメインアタッカーだけど、ACだけは勘弁な!
アラドナ エルフ・♀・メイガス(黒剣、剣聖)4
低い耐久力を秘術の力で補う撃破役。高い敏捷性を活かした戦法が得意だが、大物相手にはやや力不足か?
イアンナ 人間・♀・ウィッチ(機敏:獣の盟友)4
パーティーのもう一人の撃墜王。私の彼はパイロットではなく、彼女自身がエース、恐ろしや。
アルフ 人間・♂・オラクル(生命:二重呪い)4
メイン回復と思わせて、実はデバフでもある。
前編のお話
戦士長の娘たるナフールと荒野の魔女のイアンナは狩りの最中に死竜と出会った。戦いには勝利したものの、死竜は死の間際にナフールに死の呪詛をかけ、次代の戦士長かつ戦士長の娘を失うことを恐れる一族は議論に議論を重ねるものの、一行に解決策は導けないのであった。
問題は近隣に住むオークの部族であった。戦士長を含む戦士団が今までは防衛を担っていたが、ナフール以外にも護衛をつけるとなれば、戦士団の勢力の低下を招き、ひいてはこの集落の存続さえも危ぶまれる。議論は夜を徹して続けられ、次の日の昼にやっと結論が導かれた。
ナフールと共に荒野の魔女イアンナ、流浪の魔剣士アラドナ、そして最後に族長の息子アルフの三名を旅立たせると。これはある意味で族長と戦士長の勢力バランスの為に行われた手打ちでもあり、そして同時にナフールの生還と集落の存亡かけた大きな決断でもあった。
荒野の魔女イアンナはこの旅に参加することにもとより賛成だった。未知なる存在の根幹を知ることは彼女にとって、興味深いものであったためだ。そして、その際に一族の有力者たるナフールがついてくるとなれば、賛成しないわけがなかった。
流浪の魔剣士アラドナは自分と異なる特性、そう獣の様な体力を持ち、そして、切磋琢磨する相手たるナフールがいなくなれば、この集落に残るつもりもなく、彼女の旅に同行するのは吝かではなかった。そして、彼女もまたナフールの戦った死竜との戦いを待ち望んでいた。
族長の息子アルフは…集落の女にも飽きたから外で他の女を楽しむぜというそれなんてアリスソフトのランス?なキャラになっていた(アルフはdvampのキャラです)。なんて恐ろしい子たち…。
さて、旅立つのは良いとして、後顧の憂い(オークの部族)はどうしたものかと、一同が相談していると、こちらの実情はオークたちに既に筒抜けだった様で、集落に襲撃をかけてきた。先の死竜との戦いの傷は回復していたものの(*1)、士気はオークたちの方が高く、戦線は押され気味の状態だった。状況を打開する為に、ナフール、アラドナ、イアンナ、アルフは敵の指揮官(バーバリアンクラス持ちのオーク)に向けて突撃を敢行し、ナフールの巨人用グレートソードの錆とする。オークたちの襲撃を退けたものの、このままでは本格的に自分たちの集落に危険があるため、一晩休んだ後、逆にオークたちの集落へと強襲をかける一行。
前日の襲撃で主立ったものが帰らぬ結果になったものはそれでもオークの部族は巨大だった、そうナフールとアラドナとイアンナとアルフが襲撃をかける前までは…。
巨人用グレートソードを持ったナフールが巨人サイズに大きくなって、武器を一振りすれば、忽ちオークの首が次々と宙を舞い、アラドナが流麗な剣舞を行えば、オークの血の雨が降る。イアンナが凝視をすれば、次々とオークたちは仮初めの、そして、その後永遠の眠りに付き、アルフに襲いかかったオークたちはいつもと勝手の違う自分の動きに翻弄される。遅ればせながら、部族の長たる族長が出向いてみたものの、自らには度重なる不運、そして、相手には強運(*2)が舞い込めば自ずとその結果は知れたものになるのは必然である。
GM『プレイヤー酷い!!』
こうして、後顧の憂いを断った一行はナフールの身にかけられた呪詛を解呪する手がかりを求めて、集落を旅立ったのであった。
*1:戦闘開始前に確認され、回復している場合は敵が減るものの、回数を減らす必要があった。
*2:オラクルの不運、ウィッチのイル・オーメン
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