Giant Killingキャンペーン第1回を遊んできました。
今回の面子
ナフール 人間・♀・バーバリアン(巨人殺し)4
部族の戦士長の娘。巨人用(大型)グレートソードを携え、竜と会えば竜を斬り! 鬼と会えば鬼を斬る! パーティーのメインアタッカーだけど、ACだけは勘弁な!
アラドナ エルフ・♀・メイガス(黒剣、剣聖)4
低い耐久力を秘術の力で補う撃破役。高い敏捷性を活かした戦法が得意だが、大物相手にはやや力不足か?
イアンナ 人間・♀・ウィッチ(機敏:獣の盟友)4
パーティーのもう一人の撃墜王。私の彼はパイロットではなく、彼女自身がエース、恐ろしや。
アルフ 人間・♂・オラクル(生命:二重呪い)4
メイン回復と思わせて、実はデバフでもある。
今回のお話
ナフールは狩りをしていた。しかし、今日はいつもと異なり、獲物が全くいない。しばらくして、それぞれ狩りの為に周囲に散っていた部族の戦士たちも同じ様子。これではせっかくの獲物(武器)も形無しだ。そんな時、素材の採取をしていたイアンナと合流した。今日の狩りがうまく行かなかったこと、森が怯えているといったことを話合っていると、遠くから地響きが聞こえて来た。戦いの臭いにほくそ笑むナフールと対照的にイアンナは不安に顔を曇らせる。
それから少しして、姿を現したのは地を這う様に進んでくる超大型の黒い物体だった。
ナフール『あれ? 超大型ってことは…』
イアンナ『間合い10ftじゃないかもね…』
ナフール『マスター酷い!!』
敵の巨大さに一瞬怯むナフール。
イアンナ『見た目ドラゴン(ゆづるさんからいただいたフィギュアを使用していた)なのにアンデッドなの!?』
GM『えぇ』
イアンナ『マスター酷い!!』
黒い物体の正体が死んだことに気づいていない竜であることを知ったイアンナの顔が蒼褪める。
一方で部族の戦士たちも敵のあまりにも巨大な姿、そして未知の存在に恐れを抱いていた。しかし、そんな時だからこそ次代の戦士長たるナフールは退くわけにはいかないのであった。戦の開始を告げる雄叫びを上げると、イアンナの呪文による支援を受け、真正面から死竜との戦端を開く。その姿を見た部族の戦士たちもその雄叫びを聞き、身に纏った恐れを振り払うと次々と死竜に戦いを挑んだ。
部族の戦士たちの攻撃は死竜の身体を傷つけることは出来ず、そして、死竜の溢れんばかりの負の生命力は無限にも思えた。戦いは長期戦になると思われた。しかし、戦士たちには生命力を回復する手段はなく、一人また一人を倒れていくだけだった。その状態を打破したのはまたしてもナフールだった。
巨人が使う大型のグレートソードの一撃は死竜の鱗を貫通し、抉る様に負の生命力を奪っていった。そして、イアンナの秘術の力もまた、そのナフールの力を増大させ、生命力を削る勢いは眼に見えて加速する。
そして、最後まで地に立っていたのはナフールたちであった。しかし、ナフールの止めの一撃を喰らった瞬間、死竜はその怨念で濁った瞳をナフールに向け、呪詛を紡ぐ。意志セーヴを落としたナフールの右腕には黒い痣は現れた。
ナフール『えぇ~やだなぁ~アルフ、後で解呪してよ』
dvamp『ムリ』
ナフール『なんで!?』
dvamp『リムーヴ・カースは3レベルだから6レベルまで使えない』
ナフール『あのチート能力は?(*1)』
dvamp『あれはクレリックの能力。あんなチート能力はオラクルにはないわw』
ナフール『オラクルつかえなーい!』
dvamp『ナフールはリロールは一切しないっとメモメモ』
ナフール『言い過ぎました、ごめんなさいm(_ _)m』
呪詛を受けたナフールは傷付いた部族の戦士たちを伴って、村まで戻った。村に戻った一行は村一番の物知りである御婆により、この呪いが死の呪いであることを伝えられる。そして、解決する手がかりは北にあるとも…。
次代の戦士長たる娘の苦難に族長と戦士長他、村の有力者たちは苦悩した。村のことを思えば、死が娘を浚うまでこの村にいるべきでだった。しかし、戦士長としてではなく娘の父としては、ただ死を待つだけの運命を娘に背負わせたくないと思うのは当然である。そして、死の呪いを解くには娘だけではなく、村の中から優秀な者たちと共に旅立たせなければならないのである。議論は踊り、終わりがない様なものだった。
*1:自由の副領域の自由の祝福のこと
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