2013年2月21日木曜日

PathfinderRPG Kingmaker 第12回『トロル狩り』

今回のシナリオは以下の公式シナリオです。

参加キャラクターたち

  • アネット ティーフリング・メイガス(剣盟、剣聖、魔狩)・♀・混沌にして中立
  • リリアナ ティーフリング・ウィッチ・♀・秩序にして中立
  • ローザ アアシマール・クレリック(運命、自由)・♀・混沌にして善
  • エレオノール 人間・ガンスリンガー(マスケットの達人)・♀・中立にして善
  • ゼクス 人間・オラクル(戦、二重呪)・♂・真なる中立

公式シナリオの為、ネタバレチュウイ!

ネタバレだぞ!

今までのあらすじ

オッス! おら、ゼクス! グリーンベルトで跋扈していた牡鹿卿を討伐した俺たちは男爵の爵位を剣卿から賜り、グリーンベルトの地に小さな国を建国した! そして、この地域を荒し回り、喧嘩を売って来たトロル部隊のアジトに向かった!

白昼夢

AR4013年サーレンレイの月1日(6月1日)。
「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
 『俺は先月で船着き場を作っていたと思ったら、いつの間にか闇市を作っていた』。
 な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…。
 頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」

他にも単独行1で瀕死の怪我を負ったゼクスへの対策として、莫大な国庫の金を使って、グラマード・ミスラル製フルプレートを購入していた様な気がしたが、それも無くなっている2

とりあえず、気を取り直して、トロルのアジトへ向かうのであった。アジトへ向かう途中で、トロルに襲われ、撤退中の“ナースロップル探検隊”と出会い、彼らから彼らの探し求めていたドワーフの前哨基地こそがトロルのアジトになっていることを聞く。トロルを討伐したら連絡することを約束し、旅を続けた。

森を駆ける(トロルにとっての)死神の列

AR4013年サーレンレイの月3日(6月3日)。
ムンガク、“ナースロップル探検隊”の面々から得た情報通りの場所にその古代のドワーフ造りの前哨基地はあった。それは周囲の自然に巧妙に隠されており、遠くからはその監視塔の覗き穴は岩影と区別が付かず、逆に近寄れば覗き穴や入り口は下から視認することが出来ないというもので、露出している監視塔も天然の岩に偽装されており、事前に情報を得ていなければ見つけることは非常に難しいものだった。

岸壁に沿ってうねりつつ、続く道の先には岩棚があり、そこから内部に侵入出来そうな穴が穴が空いていた。道を歩いている最中は監視塔から丸見えなので、しばし悩むものの、ちょうど先日手に入れていたインヴィジビリティ・スフィアーの巻物3をゼクスが一行に使い、内部に侵入する。

内部に侵入するとそこにはトロル2体に人間サイズの魔獣、トロルハウンド2匹が居た。トロルは何かお互いに気に喰わないらしく、殴り合っていたので、こちらにすぐに気付く様子は無かったものの、トロルハウンドがいつかはこちらの匂いに気付くと考えた一行は奇襲をしかける。トロルを2体とも“まどろみ”で寝かせ、他の面子はトロルハウンドに攻撃を集中させ、大きな物音をさせない内に殲滅する。外の景観から監視塔に続くと思われる道をゆっくりと上がり、そこにいた自分の身体を弄くり回しているトロルとトロルハウンドを見つけ、“まどろみ”+他戦力集中の超火力で敵に叫び声を上げる暇を与えず、これまた殲滅する。

ゼクス 楽勝www 笑いが止まらんわww
アネット そういうこと言っているとピンチになるって!w

続いての部屋はドワーフの大広間か何かで、そこではハーフリングの遺体をトロルハウンドに与えている2体のトロルがいた。1体は“まどろみ”で寝かせ、残りの1体も協力して倒したものの、残ったトロルハウンドが遠吠えをした影響でこちらの侵入を敵に悟られてしまった。更に次のラウンドには隣の部屋からトロルハウンドが2匹御代わりして来て、予想以上に手間取ったものの、こちらも問題なく殲滅する。そうピンチ等なかったんだ!

そう思っていた時期が僕にもありました。

エティンとトロルの間の子、双頭のトロル

ゼクス GM、それは何ですか?
GM 双頭のトロルです。
ゼクス GM、何故超大型のコマを置いているんですか?
GM ジャイアント・テンプレートが付いているからです。
ゼクス GM、それはバグですか? バグですね? あぁ〜良かった。
GM いいえ、バグではありません。そうシナリオに書いてあるしぃ〜!
ゼクス そうシナリオに書いてあるしぃ〜!じゃねぇ〜Yo!
GM 先生、みんながかてるってしんじてる(棒読み)
ゼクス 先生、まどろみが効かなかったら終了な敵出すの止めてくださいwww

とりあえず、何が何でもこの双頭のトロルを寝かして倒そうと、戦端を開くと…。

リリアナ 「寝なさい! まどまどぉ〜」
GM (コロコロ)せいk
ローザ ハロウ・カード投入します、もう一度!
GM (コロコロ)通らない…。
ゼクス ゼクス、行きまぁ〜す!(アムロ行きま〜すの口調)
GM そこで、トリガー発動! 通路の脇の部屋に隠れていたトロルの3回連続全力攻撃!!
ゼクス 何それ、ひどいwww

死にかけたってのwww とりあえず、瀕死の怪我を負いつつも双頭のトロルの前まで来たゼクスは次のラウンドでとどめの一撃で双頭のトロルを撃破。その間、トロルたちが侵入して来ない様にアネットが壁となり、その背後からはガン=カタをしているエレオノール。

ゼクス 人が死にかけているのにガン=カタとかないわww

不意討ちにより、ゼクスを瀕死に追い込んだとはいえ、それが無ければアネットの壁をトロルが抜けるわけもなく、ゼクスが双頭のトロルにとどめを刺した後に戻ってみれば、殆どの敵は既に倒れていた。

ボスを倒したと思って、更に奥へと進むと、身体が岩で出来ているトロルとモーニングスターを構えるトロルが現れる。

岩トロル

残敵掃討と見た事無い敵である岩トロルから“まどろみ”で眠らせ、残ったトロルに他の面々の攻撃を集中させていると…。

GM じゃぁ、寝てないコイツは懐から何かを取り出すと、ローザのいる辺りに向けて放り投げ、それが地面に当たった瞬間、爆音と共に爆炎が吹き荒れるよ! 反応DC14で、ダメージが(コロコロ)40点!!
ローザ (コロコロ)えっと……あれ? (小声で)気絶しました…。
ゼクス ちょww 誰かハンマー(=槌のハロウ・カード)無いの!?
一同 (無言で首を振る)
GM よし、回復役落ちた!! これで勝つる!!

次のラウンドに再び、ネックレス・オヴ・ファイアーボールズを使われたらローザがコンプリート・デスしてしまう!!という事態に陥る。

しかし、考えてみるとアネット以外に壁が出来る面子は居らず、エレオノールはパーティー2番目の火力、リリアナには“まどろみ”を使ってもらわなくてはならいので、必然的にゼクスが駆けつけることに。トロルの機会攻撃を喰らいつつ、ローザの元まで移動し、ローザから中立にして善のハロウ・カードを交換で貰って、即使う。そこで、ローザは息を吹き返した。

ゼクス よし、これで勝つる!!

しかし、その後の敵のネックレス・オヴ・ファイアーボールズで今度はゼクスが昏倒する始末。ただ敵も8d6のネックレス・オヴ・ファイアーボールズは残っていなかった様で、ゼクスもコンプリート・デスには至らずといった状況。

最終的にはこのダメージレースを征したのはこちら側だった。敵は無尽蔵とも言えるHPを誇り、自動回復能力もあったが、アネットとエレオノールの超火力に比べればその回復力は微々たるものであり、確実にHPを削っていた。一方でこちらも初ラウンドにローザ昏倒、次ラウンドにはゼクス昏倒といった危機に陥っていたが、ローザさえ起きてしまえば複数人を回復する手段があり、かつ短期間であれば、ローザは1ラウンドで6d6点のダメージを癒せる能力を持っていた。“まどろみ”で寝なかったものの、数ラウンド後には地に倒れ伏していたのはトロルの方であったのだ。

こうして、ドワーフの前哨基地に潜むトロルの部隊を撃破し、周辺にトロルが残っていないか確認した後、帰路に着いた。

というところでKingmaker第二部(2冊目)完!


  1. 正確にはイベントで暗殺者と対峙した

  2. 国家運営ルールを間違っていたので、その部分を修正した影響

  3. 首都に混乱を齎したグリゴリの遺品

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