ドラコリッチを撤退させたホセ&タリオコンビと合流した一行は当初の目的通り、隠し通路を進み、隣のエリアに移動することにしました。
隠し扉を抜けた先は書斎になっており、朽ち果てた本が置かれているだけでした。ゼファートさんが本を手に取り、調べようとすると…。
DM『じゃぁ、判定しよう』
というわけで判定した結果、書斎の中央から毒ガスが吹き出てきました!!
タリオさんから即効性か確認があり、DMから無情にも即効性との回答ががががが…それもダメージがなんと25点ですよ、奥様! ちなみに、エルフのウィザードのクロスガーさんはHP26点です、はい。毒に対するセーヴを行い、半減できた人は半減して、ここまでの冒険で初のダメージでした!!
「いたたた…ここじゃ、小休憩できないし、奥に行きましょうよ」という弱気な発言の私を尻目に、優秀なD&Dユーザの皆さんからは「こんな罠が仕掛けられているということは何かお宝があるはずだ!」という強気の発言があり、皆で捜索することしました。捜索した結果、ゲートの正しい使い方とメイジ・アーマー、シールド、ヘイスト、リムーヴ・カース、ブレス、プロテクション・フロム・アンデッドの巻物を見つけるのでした!
『ゲートの正しい使い方ってリーダー経由で他パーティーに知らせることできますか? できるなら他のパーティーに彫像を手に入れたら闇の祭壇で落ち合おうって伝えたいんですけど』とDMに確認すると、
DM『しばし、待たれよ』と主催者の人と確認されていました。
ただ、この時ちょうど、17時になったので、一旦休憩も取りましょうということで10分程度、休憩になりました。
休憩後、主催者から『見事、特攻野郎Nextチームがゲートの使い方を解明しました! 彫像を4体手に入れた皆さんはゲートを通り、ドラコリッチの住処を急襲します。ただ、同じ部屋で20人が戦うなんてできませんので、それぞれ役割分担してもらいます。特攻野郎Nextチームはドラコリッチからダイアモンド・スタッフを奪取するチームです。他の皆さんは特攻野郎Nextチームがダイアモンド・スタッフを奪取するまで、彼らに敵を寄せ付けないために戦うことになります。それぞれクライマックスの戦闘に向けて、お互いにアイテム交換をしてください。クライマックス戦闘だけは『死からの蘇生表』及び増援はありません』
ということで、私たちは先程手に入れた巻物を他のチームに回し、逆に1ラウンドに2回行動ができるスピード・ポーションをもらいました。スピード・ポーションは色々行動が取れるクロスビーさんに使ってもらい、最終戦闘に挑むのでした!
技能チャレンジをすると思ったので、戦闘で使うアイテムをすべて放出していました。ところが、ギッチョン!結界を守護する4人の闇司祭がいるじゃないですかー。話が違いますよー(そんな話されてません)。とりあえず、敵を倒すのが目的ではなく、魔法陣から退かすのが目的なので、ゼファートさんのコマンドで『こっちに来い!』と命令し、闇司祭の1人を魔法陣から退かします。
しかし、敵も闇司祭(クレリックはAC高くできる)だけあってなかなか攻撃が当たりません! しかも、レンジ攻撃で死霊ダメージで低い出目で20点とか言ってしまう技を繰り出して来る状況です。『巧遅は拙速に如かず』の言葉通り、ゼファートさんとタリオさん、アラソルンで右下のアイアンマンの闇司祭に集中攻撃してなんとか倒しつつ、その間にクロスビーさんのスリープで寝かせた江田島平八な闇司祭にホセさんがクーデグラ(とどめの一撃)をして、魔法陣から退かします。
そして、今度は左下の闇司祭も何かで拘束か何かさせて、タリオさんがクーデグラ(とどめの一撃)をして、魔法陣から退かしますが、その間に女闇司祭が魔法陣の上に陣取ってしまいます!(機会攻撃のルールが変わって、移動阻害が難しくなっているのでした)
ここで再度ゼファートさんのコマンドが発動し、『こっちに来い!』と命令し、無事4つの魔法陣の解除に成功しますが、ダイアモンド・スタッフの結界を解除しても、ダイアモンド・スタッフは裂け目の上にあり、どうやって取れば状態です!? ちなみに落ちると400ftで即死だそうです。
しかし、ウィザードにはメイジ・ハンドの呪文があるのです!! 残ったアクションでメイジ・ハンドを使い、見事ダイアモンド・スタッフをドラコリッチから奪取したのでした!
ダイアモンド・スタッフを奪取し、依頼主の力で元いた場所に戻った20人の勇者たちは依頼主から奢られたエール(エールかYo!とはもちろん勇者の皆も文句言ってましたYo!)を飲みながら、勝利に酔いしれたのでした。
このイベントでの戦死者は最後の戦闘のドラコリッチと戦ったパーティーで5か6でチャージするブレスを4〜5回吹かれたそうです、ダイアモンド・スタッフを奪取が遅くなり、申し訳ありませんでした。
イベントに参加して思ったことは、スタッフの皆さん、そしてプレイヤー参加の皆さんが一人一人協力し合い、譲り合い、そして楽しみ合っていたからこんなに楽しかったのかなと感じました。特に今回のシナリオはD&Dでは初の複数卓による合同シナリオで一体感がすごくありました。また、D&D Nextのシステムがそういう傾向に立ち戻ったからかもしれませんが、私の卓のDMをしていただいたFighter-KOUさんは『こっちは道細いからドラコリッチの大きさだと追って来れないとかありますか?(戦闘回避に必死)』とか『私はドラゴンレザーの鎧を着ているから鱗があって、トログロダイトも親近感を抱いたりしないですかね?(戦闘回避に必死)』とか『ゲートの正しい使い方ってリーダー経由で他パーティーに知らせることできますか?』とかシナリオに書いてなさそうな提案ばかりするプレイヤー(私です)に臨機応変に対応していただき、ロールプレイするのも楽しく非常に満足しています、本当にありがとうございました。
お名前(HN)をお一人以外聞きませんでしたが一緒の卓を囲んだプレイヤーの皆さん、イベントを開催及び1週間前に出されたルールを翻訳してくれたスタッフの皆さん、会場を提供してくれた Role & Roll Station さん、楽しいイベントをありがとうございました。
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