2012年5月10日木曜日

PathfinderRPG 『City of Golden Death』完結編

後編までのお話

前編
中編
後編

ラズミールのアイラミーンに奪われたアミュレットを追って、アイラミーンの向かった恐怖の島へと向かう一行。しかし、その前には絶え間なく吹き荒れる負のエネルギーの嵐! 嵐と襲い来る負の生物を撃退し、島に上陸した一行はラズミール信者と島の生物との戦闘の痕跡を見つけるのであった。そして、ラズミール信者たちの目的地へと向かった一行の前に島の住民リザード・フォークとパスファインダー協会員が現れる。情報を入手した一行はアイラミーンを追って、島の中心部シン=グラファーを目指す。黄金都市シン=グラファーに辿りついた一行はここが10年に1回だけ扉の開かれること、そして、中心部の霊廟にアイラミーンが向かったことを知ると共に、黄金都市の守護者たちとの死闘を繰り広げつつ、先に進み、ラズミール教の幹部や竜の守護者との戦いを制止、アイラミーンの待つ霊廟へと侵入したのであった!

偽りの戦場

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霊廟の扉を開けると奥にラズミール教団の幹部と雑魚たちが待ち受けていた。イニシアチブを取ったアリスがそのまま右方向に動き出すと…。

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実はここは銅貨が敷き詰められ、半分は移動困難な地形という場所なのであった!そして、そこで待ち受けるラズミール教団の幹部はエイドローンと融合し、空へと舞い上がると、アリスの眼の前に転移する!

しかし、それは待機していた上海の割り込みを受け、その後ムスタファのビストゥ・カースで行動抑止し、残った雑魚もイナリの謎の呪いにより、常に味方を治療しなければならなくなり、無力化。移動困難+敵主力は飛行持ちという局面にヒヤリとしたが、なんとか撃退できた。その後、残った雑魚を尋問した結果、アイラミーンが奥に一人でいること、誰かと交信している(ぶつぶつとつぶやいている)ことを聞き出すと、霊廟の奥へと向かうのであった。

アイラミーン

霊廟の奥の扉を開けると、金貨や銀貨の置かれた部屋に一人アイラミーンが佇んでおり、周囲には大型のゴーレムのみが鎮座していた。

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しかし、あまりにも怪しいということで、ディテクト・マジックで識別すると、実は見えているところにいるアイラミーンは幻影であり、左翼の柱の影に本体は隠れていることが発覚!すかさず、支援魔法を掛け捲った後、ピットの呪文で底に突き落とすが、謎の能力により、超大型のファイア・エレメンタルの姿に化身し、穴の底から這い出てきたのであった!!

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(エンラージ・パースンで大型になっているセシル以上に巨大なアイラミーン(が化身した姿)

そして、這い出てきたと思ったらイナリとネイルに向けて、霧氷化コーン・オブ・コールドを叩き込み、一気にHPを奪い去る! 殴るには中に入る必要があるのだが、敵の位置が嫌らしく入る際に必ず機会攻撃を受けてしまう。奥に行くしかないと覚悟を決めて奥に突入してみたものの…。

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機会攻撃とその後の大型ゴーレムの攻撃を受けて、瀕死状態になるセシル…。それもファイア・エレメンタルは【敏】が高く、《迎え撃ち》まで持っている為、機会攻撃が1回ではなくならず、一行のHPが機会攻撃でかなり消費する。

ここでも大活躍なのがピットの呪文で、キャラクターシートを破いてテンプレートが急造されたピットで、次々とゴーレムを穴の底に7R閉じ込め、ハロウカードによる回復や正のエネルギー放出を乱発し、なんとか体制を持ち直すと、最後は前衛陣の攻撃でなんとかアイラミーンを倒すことに成功するのであった。ちなみにアミュレットはシン=グラファーに潜む魔道王タル=バフォンに操られそうで怖いということで、直接触れるのではなく、メイジ・ハンドで回収し、アイラミーンが使っていたタル=バフォンのアーティファクトはあまりにも危険だろうということで金貨の山の中に隠すことにした。そして、パスファインダー協会の男を伴い、一行はこの恐怖の島からタムランへと帰っていったのであった。

2 件のコメント:

  1. 改めてお疲れ様でした。
    個人的には戦闘が楽しい感じなのと、プレイヤーに与えた潤沢なリソースを盾に非道を行うのが既にスタイルとなっている為にこんな感じです。
    まあシナリオ知っている人からすると「原型残ってない」と言われても仕方ないぐらい弄っているので、色々アレですが。
    大体こんな感じでどこでもGMをやっているので、また機会があれば宜しくお願いします。

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  2. 位坂敏樹さん

    「ヒドイ!」とか色々出ていたかもしれませんが、事故(グレートアックスのクリティカル3倍ダメージ)以外では誰も死んでいませんし、事故部分もハウスルールを入れてくれていたおかげで無事やり過ごすことが出来たので、個人的にはとても面白かったです。

    楽しいセッションでしたので、また機会がありましたらその際はよろしくお願いします。
    周囲を助けられる様なキャラ&プレイヤー&マスターをめざします。

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