Dragon War キャンペーン第5回の掲載です。
第1章(前編)
第1章(後編)
第2章
第3章
第4章(前編)
第4章(後編)
前回までのあらすじ
辺境に住む坊ちゃんとその仲間たちの少年少女は村の近くに潜む脅威を偶然遭遇し、そして、大人でも九死に一生を得る様な状況を運命の神の加護により、辛くも乗り越えたという感動巨編である。
ひょんなことから、村の近くにある隠された洞窟を見つけ、そこを探検してみると、最奥にて何らかの儀式を行っている場面に出くわす。わけが分からないまま傍観していると、儀式を行っていた覆面の男は姿を消し、儀式の行われていた場所から見たこともない化け物が出現し、襲い掛かってきた。辛くもそれを撃退した一行は身体を休める為に村へと引き返すのであった。
続いて隣村で流行り病があったので、それを解決! ドラゴン・スケルトン背中に骨のみとなった翼を持つ四足獣型の骸骨いたけど、余裕(じゃない)!
村に帰って来てみれば、近隣の街よりパスファインダーを募集する兵が来ていた。なんでもかつて“惨劇侯”と呼ばれる貴族が眠る墳墓不穏な気配が最近漂う様になっているとのこと。そんなことを聞いては黙ってられない俺たちC(チルドレン)チーム! 呼ばれてなくても即参上!ということで、またいつもの様に勝ってに出かける。墳墓の中ではスケルトンやおっかない神像
とかがあったけど、子供にはそんなの関係ないもんげ!(実は気づいているけどスルー) でも敵がまどろみの効かないスケルトンばかりにモリガンは(´・ω・`)ショボーンとなっていたのであった。墳墓に巣食うスケルトンたちを倒し、近隣の街には平穏が訪れたのであった!
今回の面子
シェリル/エルフ・♀・メイガス2
筋力を捨てて、敏捷と知力を生かすエルフの期待の新星。打撃力と耐久力不足を痛感しているが、それを魔術の力を補おうとしている。
アーシェ/ハーフエルフ・♀・クレリック2(NPC)
パーティーの縁の下の力持ち。一応他にも回復手段はあるが、この人が倒れると厳しい。思考回路がエロい。敵がアンデッドばかりの為、正のエネルギー放出を攻撃に使おうとしていた。アンデッドは任せて! やめて!(ばりばりー)
モリガン/ティーフリング・♀・ウィッチ2
前回はアンデッドの影響で撃墜数を数えられないエース。今回は!?
ゼクティ/ドラウ・♀・バード2
何でも屋として、縁の下の力持ちその2。呪歌とバードの知識が今日も炸裂する!
シオン/人間・♂・ファイター2
両親共に敵前逃亡の後、行方知れずの為に周囲から敗北主義者と言われるただのHFO。そろそろ自分に合った武器が欲しいです、安西先生orz(子供にグレソは危ないと言われて未だにクラブ)
今回のお話
今まで数々の、まさに大人でも九死に一生を得る様な大冒険をしてきた辺境に住む坊ちゃんとその仲間たちの少年少女であったが、今回も今回とていつもの様に冒険というのは始まるものである。
シオン「エイローデン死なない、死なない、死なない、エイローデン死なない(ロンドン橋落ちたの口調)」
GM「ちょwww」
とシオンが鉈(ショート・ソード相当)を振るいつつ、村から少し離れた荒野をズンズン歩いていくと、遠くから怒号と少女の悲鳴が響き渡る。好奇心旺盛な勇猛果敢な我らが辺境に住む坊ちゃんとその仲間たちの少年少女はそれを聞きつけると即座に駆け出したのであった。
怒号と少女の悲鳴の聞こえた先に辿り着くと、そこには血塗れの男とその男に組み付いている半獣半人の存在だった。半獣半人は男に噛み付こうとしているが、後少しのところで牙が届かずにいる。
シェリル「GM、そいつはもしかしてアレですか?」
GM「さぁ?」
シオン「異議有り!! 知識判定を要求する!!w」
GM「じゃぁ、ここから戦闘ラウンドね」
判定の結果、全員半獣半人の識別に失敗する。
シオン「いやだぁ〜近づきたくないぃ〜〜〜〜w」
モリガン「まどまど(*1)すればなんとかなるかなぁ?」
シェリル「ダメだったらモリちゃんと私の魔法で倒そう」
こちらの姿を見て、血塗れの男は「危ないから早く逃げなさい!!」
そんなことを言われて「了解っす!」といってそそくさ逃げるビビる俺たちじゃない!
イニシアチブ判定の結果、最速のモリガン、期待のまどろみは!!
GMの出目によって退けられたのであった
シオン「オワタw 近づきたくないぃ〜けど殴る以外ないぃ〜〜〜w」
とPLはぶつくさ文句を言いつつも突撃したら、見事にクリット!!
シオン「グレートクラブ(*2)キタコレ!! ダメージは15ですだよ」
GM「それは結構抜けてきた…」
シオン「ん? これで結構抜けるとな!? ってことは…みんな、コイツは雑魚だ、たたんじまえ!!(*3)」
その後、敵の全力攻撃を喰らって、瀕死にまで追い込まれた男の台詞とは思えませんね、えぇ。
ちなみに半獣半人はシェリルの魔法で倒しました。
戦闘後、血塗れの男の治癒をして話を伺うと、なんでも娘が半獣半人の男たちに攫われてしまったらしい。攫われた理由は娘が先天性のライカンスロープだから…。それも傷を癒したとはいえ、脚を怪我してしまったこの親父さんは追いかけることも出来ない…。
シオン「ますたーらいかんすろーぷってなんですかー」
GM「かくがくしかじか」
シオン「手抜きktkr」
このままこの件を放置しては半獣半人の大量発生を引き起こしてしまう!!ということで、辺境に住む坊ちゃんとその仲間たちは攫われた娘さんを奪還する任務を勝手に拝領したのであった!!
ゼクティ「で、追跡は何で判定すればいいの? 〈生存〉?」
GM「技能チャレンジ」
モリガン「ゲーム違うしw」
〈生存〉とか〈知識:自然〉とか〈知識:地域〉とか使って敵を追跡することに成功しました、まる(ちなみにシオンは何の役にも立っていない)
無事追跡に成功する一行。
シオン「娘さんを人質にされると困るから問答無用で襲いかかろう!」
GM「どっちが山賊か分かりゃしないww」
シオン「知らなかったか? 王族とか貴族っていうのはその殆どが海賊や山賊の成れの果てだったりするんだぜ?(ドヤ顔)」
GM「誰がうまいk(ry」
敵に先行され、突撃を喰らいまくったものの…。
モリガン「ではまどまどで。意志セーヴどうぞ」
GM「ふふんっ! さっき同様はじきかえs…きゃー!」
シオン「眼の前なのに眠ったの? 眠ったの? じゃぁ“とどめの一撃”ね。クリティカルでドン! 強打も更に載せてドドン!」
GM「その前に別の奴が機会攻撃するよ!!」
シオン「どうぞ」
GM「なめていると痛い目に…こっちがあったorz」
シオン「じゃぁ、ごっちゃんです(ダメージではムリで頑健セーヴで倒した)」
ってな具合に“まどろみ”→他の前衛がすかさず“とどめの一撃”のコンボで敵を倒しまくった。“まどろみ”強ぇぇぇぇ。
というわけで意気揚々と娘さんを奪還し、村に戻ったら、村が燃えていた。
あ…ありのまま今 起こった事を話すぜ!
『おれは村に戻っていたと思ったらいつのまにか村が燃えていた』
な…何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…。
頭がどうにかなりそうだった…。
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。
* 1 ウィッチの“まどろみ”のこと
* 2 小型用のグレソなんてガキンチョが持てるとでも思っているのかね?w 木製の武器なら自分たちで作れるってことでがんばって作ったんですYo!(他の面々も基本木製の武器か敵からぶんどって隠してある武器位)
* 3 先天性より後天性は弱い
0 件のコメント:
コメントを投稿