ファイターに続いて、今回からローグを例として、キャラクター作成を行う。
はじめに(prdj http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/40.html)
Chapter 1: Getting Started(Pathfinder RPG Core Rulebook p.8)
ステップの指示では、最初に能力値を決めることになっているが、ファイターの時と同様にやる役割、クラス、種族の順に作成していく。役割は眼、矛で、クラスはローグにし、種族はファイターから変えて、ハーフエルフとする。次に決めるのは能力値だ。
ステップ1―能力値の決定
はじめに(prdj http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/40.html)
Chapter 1: Getting Started-Ability Scores(Pathfinder RPG Core Rulebook p.15)
基本的なレギュレーションはファイターと一緒にしようと思うので、同じく能力値購入方式を使い、20ポイントでキャラクターを作成する。これよりポイントが多いまたは少ないレギュレーションをマスターが指定した場合は適宜変更して対応して欲しい。
ローグの能力値を割り振る際、前衛に立つのか、後衛に立つのかで能力値の重要性が異なる。4人パーティーの場合、前衛2、後衛2が基本となるのだが、クレリックは以前に比べると装備出来る鎧が弱く(*1)なっている。加えて、後衛に立つローグの場合、弓を使って戦うことになるが、弓を使ってローグの特徴の1つである急所攻撃の条件を満たすのは色々と難しい。これらを考慮すると、プレイヤーが慣れるか、慣れたプレイヤーと一緒に遊ぶ時以外(*2)は、前衛に立つことを想定した方が良い。前衛に立つローグを能力値で見ると、重要なものは【敏捷力】【耐久力】【知力】の3つになる。上で述べた条件で割り振ると、16、14、14となりここまでで能力値購入で使える20ポイントを使い切ってしまった。残った【筋力】【判断力】【魅力】については3つとも10にしても良いし、どこかに欠点を作って何れかの能力値を10より上げるのも良い。近接攻撃をすることを考えると【筋力】を低くするわけにもいかず、【判断力】を低くして、魔法への抵抗を下げるわけにもいかず、かといって【魅力】を下げるわけにも…ということで、残り全て10にする。
ステップ2―種族の決定
種族(prdj http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/41.html)
Chapter 2: Races-Half-Elves(Pathfinder RPG Core Rulebook p.24)
種族はハーフエルフを選択したので、以下の通りになる。
能力値1つに+2:人間のキャラクターは彼らの多様な特質のため、作成時に選択した1つの能力値に対して+2のボーナスを得る。
中型:人間は中型のクリーチャーであり、サイズによるボーナスもペナルティもない。
通常速度:人間は30フィートの基本移動速度を持つ。
夜目:ハーフエルフは薄暗い場所で人間の2倍の距離まで見通すことができる。 補足ルール を確認すること。
適応能力:ハーフエルフは1レベルの時点で《技能熟練》をボーナス特技として得る。
エルフの血:ハーフエルフは種族に関連した全ての効果において、人間とエルフの両方として扱われる。
エルフの耐性:ハーフエルフは魔法的な睡眠に対する完全耐性を持ち、心術呪文と心術効果に対するセーヴィング・スローに+2の種族ボーナスを得る。
鋭き五感:ハーフエルフは〈知覚〉判定に+2の種族ボーナスを得る。
多才:ハーフエルフは1レベルの時点で2つの適性クラスを選択し、彼らがその内のどちらかのレベルを得た場合、+1のヒット・ポイントまたは+1の技能ポイントを得る。適性クラスの詳細についてはクラスの章で確認すること。
言語:開始時にハーフエルフは共通語とエルフ語を修得している。高い【知力】を持つハーフエルフは自由に追加の言語(ドルイド語のような秘密の言語は除く)を選択できる。
これで能力値は【筋力】10【耐久力】14【敏捷力】18【知力】14【判断力】10【魅力】10となる。言語はゴブリン語とオーク語を選択する。
ステップ3―クラスの選択
ローグ(prdj http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/36.html)
Chapter 3: Classes-Rogue(Pathfinder RPG Core Rulebook p.67)
クラスはローグを選択したので、以下の通りになる。
属性:どれでも
ヒット・ダイスの種類:d8
レベル毎の技能ランク:8+【知】修正値
続いて表から1レベルのローグは基本攻撃ボーナスが+0、頑健セーヴと意志セーヴが+0、反応セーヴが+2、特殊の欄に急所攻撃+1d6、罠探し、“クラスの特徴”から“武器と防具の習熟:ローグは全ての単純武器に加え、サップ、ショートソード、ショートボウ、ハンド・クロスボウ、レイピアに《習熟》している。ローグは軽装鎧に《習熟》しているが、盾には《習熟》していない。”、“急所攻撃:…長いので割愛”、“罠探し:ローグは〈装置無力化〉技能判定と罠を探すための〈知覚〉技能判定にクラス・レベルの1/2(最低1)を加える。ローグは〈装置無力化〉技能を用いて魔法的な罠を解除できる。”が得られる。
属性はファイターと少しずらして、混沌にして中立(CN)、ヒット・ポイントは8+2で10、技能ランクは8+2+1(適性クラスボーナス)で11とした。
*1 以前(3.5e)までは重装鎧まで《習熟》していたのだが、Pathfinderでは中装鎧までしか《習熟》していない。
*2 他のパーティーの面子と協調し合うと、弓でも急所攻撃の条件を満たし易くなる。
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