Zガンダムを知らないお友達置いてけぼりのタイトルだけど、PathfinderRPGでは非スペルキャスターでも呪文を使えることはご存知かな?
そう、〈魔法装置使用〉だ。
“ワンドを使う”場合のDCは20と低レベル時にはムズカしいものだが、“巻物を使う”場合のDCは20+術者レベルとかなり高い。
例えば、タイトルにもある、“刻(=時)”を止めることが出来るタイム・ストップの巻物を使う場合は、最低でもDCは20+17で37といった具合だ。
では、DC37を1を振っても失敗しない様にするには一体どれだけのレベルになる必要があるだろうかご存知だろうか?
1レベル時点では〔危険なまでの好奇心〕で+1(特徴ボーナス)、クラス技能で+3、《魔法の才》で+2、《技能熟練(魔法装置使用)》で+3、ランクで+1、【魅力】ボーナスで+11で基準値が11と、1レベル時点では1レベルの呪文さえも使えない状態である。加えて、ファイターとして最低限1レベル時点で必要となる特技を取ってないので、戦士としても呪文使いとしても全く役割を発揮出来ない。
が、10レベル時点では〔危険なまでの好奇心〕で+1(特徴ボーナス)、クラス技能で+3、《魔法の才》で+4、《技能熟練(魔法装置使用)》で+6、ランクで+10、【魅力】ボーナスで+3で基準値が27と、10レベル時点では8レベル術者として呪文が使える様になる。但し、必要な能力値が高くない為、能力値を真似る必要があるので、【知力】や【判断力】を要求する呪文であれば3レベルまでとなる。逆に【魅力】を要求する呪文(ソーサラーやオラクル、サモナー)であれば、10レベルのファイターが8レベルのスペルキャスターという自分のレベル-2の術者と同じ様に巻物から呪文を発動させることが出来ることを意味している。
後は薄い緑色のアイウーン・ストーンで技量ボーナスや能力値を強化する程度なので、差は縮まることはあっても、広がることはなく、高レベルになると誰もがタイム・ストップを使って自己バフをする光景になると…。
HFOということで、【魅力】を優先しないクラスだったが、パラディンやオラクルといった【魅力】が優先順位として上位に食い込むクラスの場合、酷さはより増すことになる。HFOでキャラクター・レベルが術者レベルを超すことはかなりムズカしいが、【魅力】を優先しているクラスの場合は容易にキャラクター・レベルが術者レベルを超すことが出来る(但し、10レベル以降)。
例えば、PathfinderRPG 『血塗られた夜明け-Dawn of the Scarlet Sun-』参戦キャラクター - alternative dvamp's territoryで作成した【筋力】、【魅力】特化型のパラディンであれば、ウィザードが7レベル以降の呪文を使える様になる前に巻物等から使える様になる。
これでいいんかね?w
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近接クラスの場合、通常【魅力】は最低値を割り振るが、魔法を使うという目的があるので、【筋力】>【耐久力】>【敏捷】>【魅力】>【判断力】>【知力】の順で割り振ったと仮定している。↩
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