今回のシナリオは以下の公式シナリオです。
参加キャラクターたち
- アネット ティーフリング・メイガス(剣盟、剣聖、魔狩)4・♀・混沌にして中立
《デルヴィッシュの舞い》とブラック・ブレイドでパーティー最強の矛&楯を兼任する。しかも、魔法まで使えちゃうというそれなんてボクが考えたスゴイキャラクターですか?状態w
しかし、実は挟撃に弱いことが前回判明!! - リリアナ ティーフリング・ウィッチ4・♀・秩序にして中立
直接手を下した数はゼロなものの、アシストというか起因の数は間違いなくエース級!(まどろみないと倒せなかった敵多数)
ほぼ全ての強敵は彼女の呪術にかかって倒されていると言っても過言ではない!
今日も今日とて呪術が唸るか!? - ローザ アアシマール・クレリック(運命、自由)4・♀・混沌にして善
敬虔な神官なものの、腹黒いことを秘密裏に行うエロイ人w - エレオノール 人間・ガンスリンガー(マスケットの達人)4・♀・中立にして善
マスケットを持っていたものの、赤貧生活の為、今まで弓を使い続けていた可哀想な人。
前回もケチっていたら銃を使う暇がなかった。
今回こそは銃が火を吹くのか? - ゼクス 人間・オラクル(戦、二重呪)4・♂・真なる中立
見た目は戦士!頭脳は一般人!の戦の神秘(本人はエイローデンと言っている)に魅せられた男。
中途半端な戦闘能力と中途半端な信仰呪文能力の保持者。
公式シナリオの為、ネタバレチュウイ!
GMの都合で塗り替えられたボクたちの予定
GM「というわけで4レベルの所持金で装備品を再取得してください」
一同「えっ?」
GM「えっ?」
アネット「前回牡鹿卿を含め、幹部連中を討伐したから5レベルじゃ?」
GM「でも4レベルから始めてってこのシナリオに書いてあるしねぇ〜!仕方がないよねぇ〜そうシナリオに書いてあるしぃ〜」
一同「ひどい、さすが○○ひどすぎる…」
というわけで、なんかすごいだいぼうけんしたのに4レベルから始まることになったざます! ひどーい
とはいってもリリアナが《その他の魔法のアイテム作成》を取得していることを良い事に全員分の魔法装備をしこたま作っていたりするので、どっちもどっちだったりするw1
国家樹立
男爵の爵位を賜り、建国の準備を整えた一行は建国の地として、先日攻略した牡鹿卿の砦を選んだ。これは発展させる上で水路、陸路の双方が揃っていることに加えて、砦を元にすることで、街の建設が容易になるといった複数の要因が重なったためである。
国家の名前は末永く、そう久遠の果てまで民を護ることを願い、“エターナル”と名付けられた。
舞台裏
ゼクス「エイローデンでここは一つ!」
アネット「ちょw それ、神様の名前wwww」
リリアナ「リリアンタとか?」
エレオノール「こっそり自分の名前入れてるしw」
ローザ「チャローンウは?」
リリアナ「それだって、眼の前のものから取っているだけじゃないw」
ゼクス「もういい! ルーラー権限で、エターナルフォースブリザード、お前はs」
一同「エターナルでいいです!!」
王国運営…と思わせて出落ち
サーレンレイの月1日(6/1)〜。
さて、国(と言ってもまだ影も形もない)を切り盛りしながら冒険をすることになった一行はとりあえず、グリーンベルトの探索に精を出すことにした。
とはいっても、何も目的がなければ動くに動けないので、街(と言ってもまだ牡鹿卿の砦なのだが…)に繰り出し、情報を集めることに。すると、「森に住む竜を退治して欲しい!」「ポーションを作る為にトロルの血を!」「旅商人を襲う、魔狼ウォーグの群れのボス、北風の咆哮を倒して欲しい!」「秘密の釣り堀を荒らす大亀をなんとかして欲しい!」等々の依頼が所狭しと貼られている。
倒して欲しいと言いつつ、どこら辺に居るのか書いていない辺り酷い始末であるw
とりあえず、ルール上、領土にする為には探索を済ませておかなければならないということで、まずトロルは避けたいねとGMを除く参加者一同の意見が一致し(GM曰く、気休めらしいが)、森から離れ、砦の東側に広がる丘陵地帯を探索することにした。
探索しつつ、東に向かっていると、窪地が見えてきた。そのまま東に向かって直進するルートを選んでいると、窪地に入ったところで、窪地の周囲の土手に隠れていた数匹の狼が姿を現した。そして、それらの背後から馬ほどもある大きさの白い狼がゆっくりと進み出る。
白い狼「……ヤレッ!」
リリアナ「あっあれは…ウィンターウルフ!?」
ゼクス「知っているのか、リリアナ!!」
という知っているのか雷電ゴッコをしつつ、北風の咆哮たちとの戦いの火蓋が切って落とされた!
相手の出方を伺うリリアナたち。そして、白い狼あらため北風の咆哮が一行に駆け寄り、その口から凍てつく吹雪を吐き出そうとした瞬間。
リリアナ「トリガー発動! 北風の咆哮にまどろみ!!」
GM「デスヨネー」
こうして、周辺の旅商人たちの恐怖の的であった白き魔狼“北風の咆哮”は呆気無く滅んだのであった。
うわぁーまどろみこわぁーい【ぼうよみ】
不死の王と仕えし騎士たち
サーレンレイの月5日(6/5)。
丘陵地帯の探索を続ける一行は丘に穿たれた入り口をローザが目聡く発見する。
蝙蝠の群れを得意のバーニング・ハンズで焼き散し、奥へと進むとそこは古代に作られた墳墓らしきものだった。
罠を丹念に調べ、強引に呪文で対応し、先に進もうとすると、左右の玄室から全身を鎧で覆った古代の不死の騎士たちがこちらに向かって来た。
不死の騎士たちの実力を瞬時に察知した一行は素早く狭い通路まで下がり、体制を整える。敵が眠らないため、必殺の一撃2が出来ないものの、自力に勝ると判断した一行は正面からぶつかり合うことにしたのだ。
双方集中攻撃をするものの(相手はACの低いゼクスにだけどね…)、後衛にいるローザのエネルギー放出やエレオノールの攻撃により、敵の数を減らしていく。すると、広間の奥の玄室から騎士たちが仕えし古代の王その人が姿を現したのであった!!
リリアナ「ゼクス、まずいよ! そいつ、ケルン・ワイトよ!」
ゼクス「へっ?」
リリアナ「簡単に言うと4回斬られたらお前は死ぬっ!」
ゼクス「ちょw おまwww おい、そこのクソマスターwww」
GM「だって、このシナリオにそう書いてあるしぃ〜! 仕方がないよねぇ〜そうシナリオに書いてあるんじゃぁ〜」
クソマスターと罵っても敵の能力が変わるわけもなく、不死の王の一撃を受け、魂を傷つけられるゼクス!!
それもさすが不死の王、魔力を帯びた剣で武装しており、その剣技の腕前も先程までの騎士たちを易々と凌ぐ程であった。
そして、逆にこちらからの攻撃は巧みな体捌きと楯捌きで有効打を与えられない3。
不死の王の次なる二連撃を受け、今にも崩れ落ちそうになるゼクス!!
ゼクス「ごめんっ、ハイド・フロム・アンデッド使って下がっていい?」
アネット「ってか許可求めてないで、さっさと下がりなさいっ!! 後1発で死ぬわよっ!!」
ゼクス「すまぬ…すまぬ…」
絶望が一行の心を支配しかけたその瞬間。
エレオノール「待たせたわね、お嬢ちゃんたち。英雄(ヒーロー)の到着よ?」
皆が振り返ると、そこには俯せ狙撃体勢でマスケットを構えるエレオノールの姿があった!4
エレオノール「くたばれ……化け物!」
マスケットの先から火花が瞬きする間に二回咲くのと同時に、不死の王の胸板に風穴が二つ開く!5
これで勢いを増した一行はローザのエネルギー放出やリリアナの呪術、最後にはアネットの秘術の力を使った攻撃により、ついに不死の王は力尽き、永遠の眠りについたのであった。
GM「もうちょっとだったんだけどなー」
ゼクス「本音出てるぞ、クソマスターwww」
3レベルも生命力吸収をされたゼクスはというと、呪文の支援と極めつけに極悪能力自由の祝福を使ってもらって、負のレベルを除去することに成功する。まぁ80回だから出目20してもお釣り来るんだけどね…。
そして、不死の王が持っていた剣は非常に強い魔法のオーラを放っており、さっそく鑑定したところ、破損しているものの古くから“妖精殺し”として知られる+2シミター・フェイベインだった。シミターを使っているのはアネットだけであったが、彼女が現在使っているのは“知性持つ”ブラック・ブレイドである。かといってこの強力な剣を使わない手はないと思案していると、ブラック・ブレイドから闇色に輝く靄が生じ、その靄が“妖精殺し”に触れると、靄の中で雷の様な閃光が幾つも走った。その閃光が治まると靄はまたブラック・ブレイドの中に戻っていき、“妖精殺し”からは“妖精殺し”たる所以の力が抜かれ、ただの破損した+2シミターに。そして、ブラック・ブレイドは“妖精殺し”の力を刀身に纏っていたのであった…。6
その後も引き続き、砦の東部の探索を継続。月半ばに差し掛かりそうだったので、砦へと帰還し、統治フェイズへ。
経済の発展を最優先として、各役割には以下のものたちが担当することにした。
統治者:“爵位によって名前を変える”ゼクス(・バロン)男爵
評議員:“商人”オレグ・レヴェトン(NPC)
将軍:“貴族なのに傭兵をしている”カステン・ガレス(NPC)
外交官:“料理が上手な”スヴェトラーナ・レヴェトン(NPC)
大神官:“エラスティルの神官”ジョード・カヴケン(NPC)
宮廷魔術師:“寝ない奴以外には無双の”リリアナ
執行長官:“実は腹黒い”ローザ
処刑長官:“無名の”ナナシ(NPC)
諜報長官:“マスケットが撃ちたい”エレオノール
財務長官:“挟撃以外では無双の”アネット
防衛長官:“贖罪中の”アキロス・イスモート(NPC)
前回の探索行までに協力を得られた著名NPCの人数が足らず、処刑長官のみ“無名の”ナナシという汎用キャラクターをアサインしている7。
元牡鹿卿の砦のあった場所に街を作る為に設営の準備に取りかかる。また、着手と同時にこの地を首都と認定。今月は好天に恵まれ、砦跡に集う人々の建国の熱気は冷めえることはなかった。
長いので、以下次号。
-
淑女協定という奴ですな。↩
-
まどろみ→とどめの一撃のコンボ↩
-
古代の高名な戦士という設定らしく、AC29というそれ4レベルのキャラクターに出していい敵じゃねーだろ?という代物だった。でもシナリオに出せって書いてあるらしいよ!!w↩
-
もちろん、演出です。↩
-
火器による攻撃は遠隔接触攻撃なので、重武装相手には速射しても良く当たるのである。↩
-
シナリオにはプレイヤーの望む武器のフェイベイン武器にすることと書いてあるらしい。ただ敵が使っている間はドワーヴン・ウォーアックスらしいがw GMが不死の王にとどめをさしたものが持ってる武器に収束する案を採用した為、今回の様なトンでも演出がされている。GM曰く「ゼクス用強化装備だったんだけどなぁ〜」とのことだったが、後1発斬られたら(そして、それはほぼ命中する)ワイトになると知って、敵の眼の前に立ち続けるのは不可能ですわw↩
-
このシナリオまでに著名NPCが上記以外に出て来ていたが、見解の不一致から協力関係になれていないものが多かっただけ↩
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