2013年1月3日木曜日

PathfinderRPG Kingmaker 第3回(上)『それぞれの悩み』

今回のシナリオは以下の公式シナリオです。

参加キャラクターたち

  • アネット ティーフリング・メイガス(剣盟、剣聖、魔狩)2・♀・混沌にして中立
  • リリアナ ティーフリング・ウィッチ2・♀・秩序にして中立
  • ローザ アアシマール・クレリック(運命、自由)2・♀・混沌にして善
  • エレオノール 人間・ガンスリンガー2・♀・中立にして善
  • ゼクス 人間・オラクル(戦、二重呪)2・♂・真なる中立

公式シナリオの為、ネタバレチュウイ!

ネタバレだぞ!

各々の悩み

エレオノールのプレイヤーは悩んでいた。それはKingmakerが常に金欠プレイの為にガンスリンガーのブリットを購入するのが厳しい為だ。今回のレギュレーションでは再構成が許可されている為、最適を目指すならば、弓ファイターに組み替えた方が《速射》も取れるので今よりも活躍出来るのは事実なのだ。しかし、彼女は効率よりも浪漫を優先し、今日も今日とて銃を撃たない、いや撃てないガンスリンガーを演じるのであった。

そして、同様にdvampも悩んでいた。しかし、それはエレオノールのプレイヤーとは違う理由で悩んでいた。初回が終わればさっさとアルドーリ・デュエリングソードを捨ててファルシオンに持ち替える予定だった。しかし、それはつまるところ、ACを落とすことを意味し、そして、それが許される程現状の敵戦力は優しいものではない。鎧強化でACを補おうにも金欠&オレグの交易所のリミット3週間分の価格の為、現状手が出せない。では敏捷を上げる様に再構築するかと言われれば、後々支配者になった時を考えると魅力を落とすわけにはいかずと八方ふさがりの状態なのだ。まぁ、現状魅力高くても《貴族の末裔/軍閥の末裔》位しか意味ないんだけどね!

とか言っているが、実のところ、そんな瞬間瞬間の最適化したら、GMがまどろみ効かない敵を出したり、敵をぐりぐり強化したりしそうだから、皆踏み留まっているだけなのである。そうこれは実は細い糸の上で成り立っている紳士ならぬ淑女協定なのである!!

恐怖! 交易所の近くに脅威度6のあいつが!!

ゴズレーの月9日(4/9)。
とりあえず、ヘヴィ・ウォーホース(軍馬)を2頭購入し、前衛陣が乗ることで戦闘能力を向上させる。そして、そういえばオレグの交易所周辺を探索していなかったのを思い出したので、探索開始。発見物特になし。わざわざ野営するのも何なので、オレグの交易所に向かうと…。

GM「(コロコロx2)…オレグの交易所に向かっていると、何か大型の生物が近寄ってくるよー」
リリアナ「知識何になりますか?」
GM「自然でどうぞ」
リリアナ「(コロコロ)…22」
GM「シャンブリング・マウンドだよ」
一同「ギャァァァァァァ!」「嫌ぁぁぁ! まどろみ無効嫌ぁぁぁ!」「なんでそんな敵出るのぉぉ」

全力で逃げたってのw。ってかあいつら動きが鈍くて(移動速度20ft)で良かった…。

探索の日々

ゴズレーの月10日(4/10)。
オレグの交易所でガタガタ震えつつ、みんなで寝床で寄り添って夜が明けるのを待って、翌朝。

交易所を出発し、探索再開。変人ボッケンの小屋を発見する。ポーションの作成や購入ができそうだ。ボッケンよりファングベリー採集の依頼を受諾。野営したものの、ワンダリングはなし。

ゴズレーの月11日(4/11)からゴズレーの月18日(4/18)。
順調に探索を続ける。途中巨大蜘蛛が潜んでいる巣穴を見つけた。大イノシシや熊、人を襲っている様なので、退治する。巣穴の奥から牡鹿のアミュレットを持った白骨死体を発見。財宝の隠し場所が記された地図と装備品を取得。金鉱を発見するものの今の自分たちには無用の長物の為、地図にメモし、後にする。財宝の隠し場所を見つけ、財宝を得る。呪文書が含まれていたので、アネットが野営時に解読し、記入出来るものは記入していた。翌日まで探索を続け、一旦オレグの交易所に帰還。

この探索行の間、ワンダリング・モンスターとして、ハンターや狼の小さな群れと遭遇するが、ハンターとはお互いに情報を交換し、狼も難なく撃破する。GMのヘイトが上がっていたので、今後の遭遇が恐ろしいw

ゴズレーの月19日(4/19)。
更にヘヴィ・ウォーホース(軍馬)を2頭購入し、順調に戦力を充実させていく。前回探索したところまで移動し、その日は野営をする。夜番の際にエルク(ヘラジカ)の群れと遭遇したものの、事なきを得る。

ゴズレーの月20日(4/20)。
順調に探索を続ける。特に目新しいものは見つからない。

ゴズレーの月21日(4/21)。
川沿いに探索を続けると、木でできた橋の残骸が川にかかっていた。橋の袂にあったと思しき渡しの小屋も焼け落ちており、かつての賑わいもなく、何ヶ月も前に焼け落ちたことを物語っていた。小屋を探索しようとすると、川から水死体が立ち上がり、「牡鹿卿の死体をこの川に放りむのだ!Hurry、 Hurry up!!」と宣う。

ローザ「アンデッドの依頼を受けるのは悪の行いですよ?」
ゼクス「山賊に殺された人なんじゃないかなぁ? まぁ討伐する相手だし、依頼は受けるでいいんじゃない?」
ローザ「うーん…」
エレオノール「他に特に何もない感じ?」
GM「ナイヨー」

襲いかかってくるわけでもないので、ちょっと離れて野営をする。夜間の襲撃(ランダム・エンカウント)もニクシーとの遭遇であり、この辺りに最近起こった話を教えてもらうに留まる。

婚約指輪を奪取せよっ!

ゴズレーの月22日(4/22)。
探索を続けると、小高い丘に、巨大な一本の樹が生えていた。葉も全て枯れ落ち、樹皮も乾いて灰色になっていた。ここが山賊たちからスヴェトラーナ婦人の婚約指輪を奪ったマイトの住処か…。覚悟を決め、一行は樹の根元に空いた開口部から内部に侵入したのであった。

以下、長くなったので、後編に続く!

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